岳亭 一麿(がくてい いちまろ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
作に厳島神社の景色と祭礼を描いた錦絵が合わせて11点知られ、「岳亭一麿画」と落款している。作画期は天保の頃とされ、岳亭春信の門人かともいわれるがその経歴については不明である。名についても『原色浮世絵大百科事典』は「一麿」に「いちまろ」と「かずまろ」のふたつの読み方を示しており、本来どちらに読まれるべきかも明らかではない。