岩殿寺 (逗子市)
神奈川県逗子市にある曹洞宗の寺院
岩殿寺(がんでんじ)は、神奈川県逗子市久木[3]にある曹洞宗の寺院。山号は海雲山。本尊は十一面観世音菩薩。通称、岩殿観音。逗子八景[4]の1つ。また、一時期逗子に滞在した泉鏡花が当寺をしばしば訪れたことでも知られる。
岩殿寺 | |
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観音堂 | |
所在地 | 神奈川県逗子市久木5丁目7-11 |
位置 | 北緯35度18分18.2秒 東経139度34分20.3秒 / 北緯35.305056度 東経139.572306度座標: 北緯35度18分18.2秒 東経139度34分20.3秒 / 北緯35.305056度 東経139.572306度 |
山号 | 海雲山[1] |
宗旨 | 曹洞宗[1] |
本尊 | 十一面観世音菩薩[2] |
創建年 | 養老5年(721年) |
開基 | 徳道上人/行基菩薩 |
正式名 | 海雲山岩殿寺 |
別称 | 岩殿観音堂、岩殿観音 |
札所等 | 坂東三十三観音第2番、関東百八地蔵霊場89番 |
文化財 | 爪彫地蔵、観音堂 |
法人番号 | 5021005007825 |
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:たちよりて天の岩戸をおし開き 仏をたのむ身こそたのしき
歴史
編集寺伝によれば 養老5年(721年)徳道上人が創建し、行基が十一面観音像を造立して安置したという。
また、鎌倉時代には源頼朝によって寺領が寄進されたという。『吾妻鏡』には源実朝らがしばしば当寺に参詣したことが記される[2]。その後衰退するが、天正19年(1591年)徳川家康によって再興。明治時代の廃仏毀釈で再び衰退した。
文化財
編集所在地
編集- 神奈川県逗子市久木5丁目7-11
交通アクセス
編集前後の札所
編集脚注
編集参考文献
編集- 「衣笠庄 岩殿観音堂」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之109村里部三浦郡巻之3、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/123。
- “逗子市内所在の重要文化財指定物件”. 逗子市ホームページ (2018年12月17日). 2021年7月2日閲覧。