岩本章吾
日本の経済法・行政法学者
岩本 章吾(いわもと しょうご、1955年[1] - )は、日本の経済法・行政法学者、弁護士。大阪工業大学知的財産学部知的財産学科教授。国際公共政策修士(ジョンズ・ホプキンズ大学SAIS)。
経済産業省経済産業政策局調査統計部統計企画解析課長、公正取引委員会経済部団体課長などを歴任[2][3][4]。
主な専門は、法学(特に経済法/独占禁止法・行政法・民法)、経済学(特に国際経済学・国際関係論)。 主な所属学会は、日本経済法学会など。
略歴
編集1973年和歌山県立桐蔭高等学校卒業。1978年東京大学法学部卒業後、通商産業省(現在の経済産業省)に入省し、主に経済法に従事。ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)に留学し、国際経済学・国際関係学を専攻、国際公共政策修士号を取得。同省の他、公正取引委員会経済部団体課長として、独占禁止法の解釈・運用の経験や総務省行政評価局評価監視官として、行政法規の立案・解釈・運用や行政訴訟等の経験を有する。
1994年司法試験合格を経て、2003年大阪工業大学知的財産学部教授に就任。経済法/独占禁止法・行政法の研究に併せて、民法、会社法/労働法等についても講義やゼミナールを担当。
主な著書は、知的財産権と独占禁止法-独禁法解釈論の再検討序説(単著、晃洋書房2008、学術書)、独占禁止法精義(単著、悠々社2013、学術書)、行政法講義〔第2版〕(単著、成文堂2017、教科書)[5]