岩崎駅
かつて福岡県中間市にあった日本国有鉄道の鉄道駅
岩崎駅(いわさきえき)は、かつて福岡県中間市弥生町に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)香月線の駅(廃駅)である。香月線の廃止に伴い、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった。
岩崎駅 | |
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いわさき IWASAKI | |
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所在地 | 福岡県中間市弥生町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 香月線 |
キロ程 | 2.7 km(中間起点) |
電報略号 | イワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1912年(明治45年)1月7日[1] |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)4月1日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
歴史
編集- 1912年(明治45年)1月7日:香月線の新手駅 - 香月駅間に、貨物駅として新設[3]。
- 1919年(大正8年)12月11日:楠橋駅を併合し[4]、旅客、荷物取り扱い開始。一般駅となる[5]。
- 1934年(昭和9年)5月15日:炭鉱の従業員増加に伴い筑前植木駅、直方駅並びに若松駅 - 折尾駅間に発着する旅客のみ取り扱い開始[6]。
- 1937年(昭和12年)7月25日:若松駅 - 直方駅間および香月線内に発着する旅客の取り扱い開始[7]。
- 1941年(昭和16年)4月29日:一般営業を開始[8]。
- 1962年(昭和37年)5月25日:貨物取り扱い廃止[1]。
- 1974年(昭和49年)3月5日:荷物取り扱い廃止[9]。駅員無配置駅となる[2]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:香月線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
編集駅付近
編集隣の駅
編集- 1912年11月から1919年12月の間、新手 - 当駅間に楠橋駅が存在した。
脚注
編集- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、791頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「通報」●室木線八尋駅ほか16駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1974年3月5日)
- ^ 「鉄道院告示」『官報』1912年1月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道院告示」『官報』1919年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 大正14年4月号汽車時間表には中間及び香月駅と相互発着の旅客に限り取扱いの註あり
- ^ 「鉄道省告示」『官報』1934年5月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道省告示」『官報』1937年7月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道省告示」『官報』1941年4月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “日本国有鉄道公示第280号”. 官報. (1974年3月5日)
参考文献
編集- 浜村正浩「香月線」『鉄道ピクトリアル』No.252 1971年6月号