岩城準太郎
略歴
編集富山県上新川郡大広田村字大村(現富山市)出身。富山県尋常中学校(現富山県立富山高等学校)、第四高等学校を経て、1902年東京帝国大学文学部国文科卒[1]。三重県立第一中学校教師、第四高等学校教授、1916年奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)教授。1906年『明治文学史』を刊行し、明治文学史を初めて文学史の対象とした[2]。おもな著作に「明治大正の国文学」「新修日本文学史」などがある。
著書
編集- 『明治文学史』育英舎 1906 修文館書店 1927
- 『表現と鑑賞』東洋図書 1924
- 『明治大正の国文学』成象堂 1925
- 『新講日本文学史』目黒書店 1926
- 『國文學の諸相』目黒書店 1928
- 『源氏物語講義』国文学講座 受験講座刊行会 1930
- 『岩波講座日本文學 自然主義以前の作家』岩波書店 1932
- 『女子實踐新作文 全』京極書店, 柳原書店 (発売) 1933
- 『国語国文学講座 第10巻 現代日本文學史』雄山閣 1934
- 『新修日本文学史』目黒書店 1938
- 『要説日本文學史』中央圖書出版社 1940
- 『国文学群像』修文館 1941
- 『皇国の文学 日本文学史の主潮』出来島書店 1943
- 『大和の国文学』天理時報社 1944
- 『近代日本文學の黎明 明治文學を顧る』新日本図書 1947
- 『日本文学史の主潮』東洋図書 1948
- 『源氏物語十論』堀書店 1949
- 『国文学通史』三学社 1949
- 『新修日本文学史要』中央図書出版社 1954
共編
編集論文
編集脚注
編集- ^ “富山高校人物伝|富山高校同窓会”. www.toyama-taromaru.net. 2021年2月4日閲覧。
- ^ 20世紀日本人名事典