岡田隆彦
経歴
編集東京府出身。永田町小学校(現麹町小学校)、麹町中学校、獨協高等学校、慶應義塾大学文学部卒業[1]。「三田詩人」復刊に参画。1961年、会田千衣子、井上輝夫、鈴木伸治、吉増剛造と詩誌「ドラムカン」創刊。大学卒業後は美術出版社に就職し、20代の終わりにはヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めていた。
1968年、中平卓馬、高梨豊、多木浩二らと写真批評詩「provoke」創刊。1985年『時に岸なし』で高見順賞受賞。高橋昌男の後を受けて「三田文学」編集長をつとめる。1990年慶應義塾大学環境情報学部教授。神奈川県大磯町に居住した。
著作
編集詩集
編集- 『われらのちから19』(思潮社) 1963
- 『史乃命』(新芸術社) 1963
- 『岡田隆彦詩集』(思潮社、現代詩文庫30) 1970
- 『海の翼』(書肆山田) 1970
- 『わが瞳』(思潮社) 1972
- 『零へ』(青土社) 1974
- 『生きる歓び』(青土社) 1977
- 『何によって』(思潮社) 1977
- 『巨大な林檎のなかで』(河出書房新社) 1978
- 『瞳で泳ぐ』(思潮社) 1980
- 『時に岸なし』(思潮社) 1985
- 『鴫立つ澤の』(思潮社) 1992
- 『岡田隆彦詩集成』(響文社) 2020
詩論
編集- 『言葉を生きる』(思潮社) 1973
美術評論
編集翻訳
編集脚注
編集- ^ 『独協百年』第3巻 p109
- ^ 岡山城 岡山後楽園 USJ 三汀賞入賞