岡田元也
日本の実業家 (1951-)
岡田 元也(おかだ もとや、1951年〈昭和26年〉6月17日 - )は、日本の実業家。イオン取締役兼代表執行役会長・イオングループCEO。
イオン創業者で名誉会長の岡田卓也の長男。衆議院議員で外務大臣、副総理、民進党代表(初代)などを務めた岡田克也、東京新聞政治部部長を務めた高田昌也は実弟。
人物・来歴
編集呉服店岡田屋を創業した四日市岡田家の家系図では、8代目当主となっている。
また、イオン岡田家の子会社経営者の息子の岡田尚也と長女がいる。
指名委員会等設置会社となったイオンにおいて、代表執行役社長のほか報酬委員と指名委員を兼務し[1]、2020年5月時点では社外取締役の内永ゆか子や大野恒太郎、ピーターチャイルドらと指名委員会を構成していた。
2020年3月に吉田昭夫に社長を譲り、自身は代表執行役会長に就任した。
経歴
編集- 1975年(昭和50年)3月 早稲田大学商学部卒業(学位:商学士)。
- 1978年(昭和53年)12月 米国バブソン大学大学院MBA課程修了(学位:経営学修士)。
- 1979年(昭和54年)3月 ジャスコ株式会社(現:イオン)入社。
- 1980年(昭和55年)7月 ミニストップ大倉山店 初代店長。[2]
- 1986年(昭和61年)7月 ジャスコ新茨木店 初代店長。
- 1987年(昭和62年)10月 21世紀ビジョン・プロジェクトーチームリーダー。
- 1989年(平成元年)タルボットジャパン株式会社代表取締役社長。
- 1990年(平成2年)5月 ジャスコ株式会社取締役。
- 1992年(平成4年)2月 ジャスコ株式会社常務取締役。
- 1995年(平成7年)5月 ジャスコ株式会社専務取締役。
- 1997年(平成9年)6月 ジャスコ株式会社の代表取締役社長(第一勧業銀行総会屋利益供与事件の影響で、同行出身の田中賢二前社長が逮捕されたため)。
- 2000年(平成12年)5月 日本チェーンストア協会会長。
- 2003年(平成15年)5月 イオン株式会社取締役兼代表執行役社長。
- 2005年(平成17年)11月 株式会社ツルハホールディングス社外取締役(2021年10月退任)。
- 2012年(平成24年)3月 イオン株式会社取締役兼代表執行役社長 グループCEO。
- 2014年(平成28年)11月 株式会社ウエルシアホールディングス社外取締役(現任)。
- 2016年(平成28年)11月 株式会社クスリのアオキホールディングス社外取締役(現任)。
- 2020年(令和2年)3月 イオン株式会社取締役兼代表執行役会長、取締役会議長(取締役兼代表執行役社長を退任)[3]。
脚注
編集- ^ “イオン第95期株主総会招集通知” (PDF). イオン株式会社 (2020年4月28日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ “ミニストップ「マクドに挑んだ」独自の成長戦略 | コンビニ”. 東洋経済オンライン (2020年3月16日). 2020年3月16日閲覧。
- ^ https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/yuho_pdf/S100INDK/00.pdf
外部リンク
編集ビジネス | ||
---|---|---|
先代 田中賢二 |
ジャスコ社長→イオン社長 1997年 - 2020年 |
次代 吉田昭夫 |
先代 横尾博 |
イオン取締役会議長 2020年 - |
次代 ― |
その他の役職 | ||
先代 鈴木敏文 |
日本チェーンストア協会会長 2000年 - 2001年 |
次代 渡辺紀征 |