岡泉淳
日本の柔道家
岡泉 淳(おかいずみ じゅん、1966年8月21日 - )は埼玉県出身の日本の柔道家。95kg超級の選手。現役時代は身長180cm。体重118kg[1][2]。
経歴
編集柔道は小学校1年の時に後に1995年の世界選手権95kg級で3位となる弟の岡泉茂とともに始めた[3]。児玉高校3年の時にインターハイの重量級で決勝まで進むが、東海大相模高校3年の多田隈和博に敗れて僅差判定で2位だった[2]。1985年には筑波大学に進むと、2年の時には新人体重別の決勝で日本大学2年の金野潤に抑え込みで一本勝ちをして優勝する。[1][4]。1989年には新日鉄広畑の所属となると、講道館杯では旭化成延岡の樋川純を破って優勝を飾った[1]。1991年には講道館杯で2年ぶり2度目の優勝を果たした[1]。実業個人選手権では3度優勝したが、とりわけ1993年の大会では同じ新日鉄広畑に所属している95kg級の弟と一緒に兄弟優勝を成し遂げた[5][6]。
主な戦績
編集- 1984年 - インターハイ 重量級 2位
- 1986年 - 新人体重別 優勝
- 1986年 - フィンランド国際柔道大会 95㎏超級優勝
- 1989年 - 講道館杯 優勝
- 1990年 - 実業個人選手権 優勝
- 1991年 - 講道館杯 優勝
- 1992年 - 実業個人選手権 優勝
- 1993年 - 実業個人選手権 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
編集- ^ a b c d e 「平成3年度前期国際試合強化選手」近代柔道 ベースボールマガジン社、1991年9月号
- ^ a b 「激動の昭和スポーツ史⑯ 柔道 青葉号」 ベースボールマガジン社、1989年発行
- ^ 「ZOOM IN 素顔 岡泉茂」近代柔道 ベースボールマガジン社、1994年6月号
- ^ 卒業生 - 筑波大学柔道部
- ^ 「第23回全日本実業柔道個人選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、1993年10月号
- ^ 全日本実業柔道個人選手権大会