岡沢秀虎
岡沢 秀虎(おかざわ ひでとら、1902年5月13日 - 1973年3月8日)は、ロシア文学者、評論家。
人物情報 | |
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生誕 |
1902年5月13日 日本山口県 |
死没 | 1973年3月8日 (70歳没) |
出身校 | 早稲田大学 |
学問 | |
研究分野 | 文学(ロシア文学) |
研究機関 | 早稲田大学 |
経歴
編集1902年、山口県生まれ。豊浦中学を卒業して、早稲田大学露文科に進んだ。在学中は早大童話会に所属。1940年、早稲田大学教授に就任。
太平洋戦争後の1946年、復活した露文科の再建にあたる。早稲田大学露文科に米川正夫を迎え、後進の育成に尽くした。研究者としてはスターリン体制の欠陥を指摘していた。
著書
編集- 『ソヴェートロシア文學理論』 世界社 1930
- 『露西亜語四週間』 大学書林 1931
- 『集団主義の文芸』 青年書房 1940
- 『ロシヤ語講座』 初等・中等篇 時事通信社 1946
- 『ソヴェート文芸思潮史』 第1巻 北斗書院 1947
- 『ソヴェート文学概論』 東京堂 1947 (近代文庫)
- 『文学論』 霞書房 1947
- 『ロシヤ文学論攷』 ツルゲーネフ・トルストイ・ドストエーフスキイ 改造社 1948
- 『文芸学原論』 東京堂 1948
- 『ロシヤ語入門』 創芸新社 1956
- 『文芸学原理』 学芸書房 1959
- 『トルストイ研究』 理想社 1963
- 『ロシヤ十九世紀文学史』 上下 早稲田大学出版部 1971-76
翻訳
編集脚注
編集参考
編集- 日本人名大辞典