岡南新保駅
日本の岡山県岡山市にあった岡山臨港鉄道の駅
岡南新保駅(こうなんしんぽうえき)は、かつて岡山県岡山市(現・南区)新保に存在した岡山臨港鉄道の駅(廃駅)である。1984年(昭和59年)12月30日に岡山臨港鉄道線の廃止により廃駅となった。なお、ホームは2021年(令和3年)現在も残されている。
岡南新保駅* | |
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駅跡(2006年5月) | |
こうなんしんぽう Kōnan-Shimpō | |
◄大元 (1.4 km) (0.9 km) 岡南泉田► | |
所在地 | 岡山県岡山市新保 |
所属事業者 | 岡山臨港鉄道 |
所属路線 | 岡山臨港鉄道線 |
キロ程 | 1.4 km(大元起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
46人/日 -1984年度- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)10月20日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)12月30日 |
備考 | |
地名の読みは「しんぼう」だが、駅名は「こうなんしんぽう」であった。
歴史
編集地元からの要請により、1951年(昭和26年)9月15日申請、9月21日認可され、10月20日に開業した。開業当時の駅名は臨海新保駅であったが、1960年(昭和35年)8月1日、岡南新保駅に改称された。
駅構造
編集利用状況
編集1984年度の時点で、1日あたりの平均乗降客数は46人であり、うち定期客が17人であった。
現況
編集廃止後は、臨港グリーンアベニューとして整備された。駅跡にはモニュメントのホームが設けられ、道路面にはレールが埋め込まれている。
隣の駅
編集脚注
編集参考文献
編集- 寺田裕一 著「線路・駅」、名取紀之 編『岡山臨海鐡道』(初版)ネコ・パブリッシング、東京都目黒区〈RM LIBRARY 197〉、2016年1月1日、28-33頁。ISBN 978-4-7770-5391-9。