岐阜市歴史博物館
岐阜市歴史博物館(ぎふしれきしはくぶつかん)は、岐阜県岐阜市の岐阜公園にある博物館。
岐阜市歴史博物館 Gifu City Museum of History | |
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施設情報 | |
専門分野 | 岐阜市の歴史と伝統工芸 |
事業主体 | 岐阜市 |
開館 | 1985年(昭和60年)11月 |
所在地 |
〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町2丁目18-1(岐阜公園内) |
位置 | 北緯35度26分0.3秒 東経136度46分22秒 / 北緯35.433417度 東経136.77278度座標: 北緯35度26分0.3秒 東経136度46分22秒 / 北緯35.433417度 東経136.77278度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
岐阜城のある金華山麓の岐阜公園にある。主に岐阜市の歴史と伝統工芸を紹介している。織田信長の時代の楽市・楽座などを原寸大で復元した、体感・体験型の展示施設「戦国ワンダーランド」がある。
沿革
編集- 1972年(昭和47年) - 社会教育委員会の意見書を受けて設立準備。
- 1985年(昭和60年)11月 - 開館。開館記念展「近世大名の生活と美」。
- 1994年(平成6年)4月 - 加藤栄三・東一記念美術館が岐阜市に移管され、歴史博物館の分館となる。
- 1994年(平成6年)11月 - 入館者数100万人を超える。
- 1995年(平成7年)3月 - リニューアルオープンし、新しい総合展示室が披露される。同年11月1日に開館20年を迎える。
- 1996年(平成8年)1月 - 岐阜市・柳津町合併に伴い、柳津町歴史民俗資料館が柳津歴史民俗資料室に改称。歴史博物館の分室となる。
- 2016年(平成28年)10月8日 - 柳津歴史民俗資料室が原三溪記念室にリニューアル。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 甲冑研究家・吉田幸平の収集品117件を寄贈され、一部を公開[2]。
- 2020年(令和2年)1月11日 ~2021年(令和3年)2月14日 - 館内の2階に「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」が設置された[3]。当初は2021年1月11日までだったが「麒麟がくる」の放送期間変更により延長された。
主な収蔵品
編集歴史資料
編集鵜飼関連資料
編集- 鵜飼用具一式 重要有形民俗文化財
- 「鵜飼遊楽図」六曲1隻 江戸時代中期 紙本著色
- 「長良川上覧鵜飼図」狩野晴真 2幅 江戸時代後期 絹本著色
- 「公家遊楽図」六曲1隻 江戸時代 紙本著色
- 「十二ヶ月花鳥図」狩野洞雲 六曲一双 江戸時代中期 絹本著色
- 「十二ヶ月花鳥図」月岡雪斎 1冊 江戸時代後期 絹本著色
- 「鵜飼図」 松川半山筆 1幅 江戸時代後期 絹本著色
- 「長良川鵜飼図」牧田種麿 1幅 江戸時代後期 - 明治 絹本著色
- 「木曽六十九駅 加納」歌川豊国(三代)画 1枚
- 「鵜飼図長襦袢」
- 「染付鵜飼図大皿」
- 「鵜飼図印籠」
伝統工芸品
編集分館分室
編集岐阜市歴史博物館の分館として加藤栄三・東一記念美術館、分室として原三溪記念室がある[4]。
- 加藤栄三・東一記念美術館(本館に隣接)
- 原三溪記念室(岐阜市柳津町)
利用案内
編集- 開館時間
- 午前9時~午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 休館日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
- 祝日の翌日
- 年末・年始
- 入館料[5]
- 常設観覧料
- 大人:310円
- 小・中学生:150円
- 無料該当者 ①岐阜市内の70歳以上の方(特別展を除く。) ②身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、難病に関する医療受給者証の交付を受けている方、及びその介護の方1名※①②の方は証明できるものの提示が必要。(ミライロID可) ③家庭の日(毎月第3日曜日)に入館する中学生以下の方 ④家庭の日(毎月第3日曜日)に入館する中学生以下の方に同伴する家族(高校生以上。特別展を除く。) ⑤岐阜市内の小中学生
- 本館(常設)・分館共通観覧料
- 大人:520円
- 小・中学生:260円
交通アクセス
編集隣接施設
編集脚注
編集- ^ “岐阜県内の登録博物館、指定施設一覧” (PDF). 岐阜県. 2024年6月30日閲覧。
- ^ 山野拓郎 (2017年4月11日). “岐阜市出身の甲冑研究家遺族、収集品117件寄贈 市歴博へ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 岐阜全県版
- ^ “麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館(岐阜市歴史博物館)”. ふらっと旅ぎふ. 2022年9月25日閲覧。
- ^ “岐阜市公共施設等総合管理計画”. 岐阜市. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “利用案内”. 岐阜市歴史博物館. 2024年5月30日閲覧。