山田理
山田 理(やまだ さとる、1978年6月24日 - )は、元IAT岩手朝日テレビのアナウンサー。岩手県盛岡市出身。
やまだ さとる 山田 理 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 岩手県盛岡市 |
生年月日 | 1978年6月24日(46歳) |
血液型 | B |
最終学歴 | 青森公立大学 |
職歴 |
青森ケーブルテレビ 岩手朝日テレビ 2005年9月1日 - 2024年7月31日 |
活動期間 | 2005年 - 2015年、2021年 - 2024年7月(アナウンサーとして) |
ジャンル | ニュース番組・スポーツ実況 |
出演番組・活動 | |
出演中 | スーパーJチャンネルいわて |
出演経歴 | 本文参照 |
人物
編集岩手県立盛岡第四高等学校を経て青森公立大学を卒業。青森ケーブルテレビを経て、2005年9月1日、地元の岩手朝日テレビに入社。2015年4月1日、異動によりアナウンサー業務から離れ、2020年時点では営業職に就いていた[1]。
2021年に営業職の傍ら、高校野球中継の実況を一部試合で担当。同年10月にはアナウンサーに再配属され、6年半ぶりに『スーパーJチャンネルいわて』に復帰した。
趣味はドライブ、映画、デジタルカメラで、特技は声帯模写。目標・尊敬する人物は古舘伊知郎。好物は麺類とビール。好きな番組は『報道ステーション』と『アメトーーク!』。
好きな言葉は真理(しんり、名前の由来だという)。
2024年7月末で退社した。
エピソード
編集2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)発生による『ANN報道特別番組』では中継が繋がる直前、東京から来るスタジオモニターの映像・音声(各地の津波到達予想時刻一覧)に思わず「何でここでその状況を伝えてるんですか! 今来てますよ、今来てますよ、津波が! 今到達してるよ、テレビ朝日!!」と、デスクを叩きながら怒鳴った(この時、テロップの背景は、ロボットカメラに捉えられた宮古湾に押し寄せる津波だった)[2][3][4]。この直後に、異常事態にようやく気づいたテレビ朝日からマイクを渡され、怒りを抑えつつも、冷静に無人カメラを限界までズームアップさせ、「今すぐ避難を始めてください」と繰り返し呼び掛けた。
なお、山田自身はテレビ朝日へ怒鳴った件について「正直驚きました。実は放送中の記憶があまりないんです。とにかく必死で。特番のVTRを見て、言葉を失いました。(岩手朝日テレビのような)小さい地方局がキー局のテレビ朝日に何を文句言っているんだという話ですよね。本当にすみませんでした」と謝罪し、「私はテレビ朝日を批判しているわけでもなければ、当時スタジオにいたアナウンサー(第一報を伝えた下平さやか、古澤琢など)を批判しているわけでもありません。あのような状況の下、どうしたらいいか考える上で、必死に訴えた」と述懐している[2][3]。また「何かあればこちらから情報を発信しようとモニターを注視していたら遠くに白い波が見えたんです。これはやばいと思いました。この映像を流さないと意味がない。自分がマイクを取れば、テレ朝のサブ調整室の人たちが聞いてくれるかもしれないと、あの言葉を発したと思います。細かい内容はほとんど覚えていません」と明らかにしている[5]。
この様子は同年4月29日放送の『ANN報道特別番組〜つながろう、ニッポン〜』で全国放送された。またこの時の中継内容が「まさに渾身の報道」と高い評価を受け、同年のANNアナウンサー賞で大賞を受賞した[2][6]。
岩手朝日テレビ時代の出演番組
編集- スーパーJチャンネルいわて - キャスター(2006年10月 - 2015年3月、2021年10月 - 2024年6月)
- 高校野球実況
脚注
編集出典
編集- ^ 「真のメディアの姿」いまだネット称賛続く地方局アナ、震災報道でキー局に怒鳴った理由語る(3/3)ORICON NEWS 2020年4月4日
- ^ a b c “「真のメディアの姿」いまだネット称賛続く地方局アナ、震災報道でキー局に怒鳴った理由語る”. ORICON NEWS. 2020年11月22日閲覧。
- ^ a b 「津波が!いま到達してるよ、テレビ朝日!!」震災から10年語り継がれる地方局アナ、生放送中にキー局に怒鳴った理由【#あれから私は】ORICON NEWS 2021年3月5日
- ^ [再生の歩み 東日本大震災]「津波来た」叫んだ 地元アナ 「伝え続ける」再び現場へ読売新聞2021年12月11日
- ^ 震災10年 岩手の絶叫アナは営業異動も「震災考え続ける」【#これから私は】週刊ポスト
- ^ “アナウンス部ニュース”. www.tv-asahi.co.jp. テレビ朝日. 2020年11月22日閲覧。