山本大貴 (アナウンサー)
山本 大貴(やまもと だいき、1996年6月30日 - )は、関西テレビのアナウンサー。同局のアナウンサーからフリーアナウンサーに転身した山本浩之(ヤマヒロ)は実父、日本テレビアナウンサーの山本健太は長兄に当たる[3][注 1]。
やまもと だいき 山本 大貴 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本・奈良県[1] |
生年月日 | 1996年6月30日(28歳) |
血液型 | B型[2] |
最終学歴 | 明治大学国際日本学部[2] |
勤務局 | 関西テレビ放送 |
活動期間 | 2020年 - |
著名な家族 |
山本浩之(父) 山本健太(長兄) |
公式サイト | 関西テレビによる公式プロフィール |
担当番組・活動 | |
出演中 | スポーツ中継 |
出演経歴 |
『土曜はナニする!?』 『報道RUNNER』 『1時50分からはスローでイージーなルーティーンで』 『カンテら!』(ラジオ大阪) |
来歴
編集三兄弟の末弟(三男)で、学生時代には体操クラブに7年間、野球部に9年間所属。幼少期からテレビ番組(特にバラエティ番組)を好んで視聴していて、司会を務めるアナウンサーの姿に憧れたことから、実父の浩之と同じ道を目指した[2]。
奈良市の出身[1]で、奈良県立平城高等学校[4]を経て、明治大学国際日本学部への在学中[2]に、アメリカ合衆国へ1年間にわたって語学留学。浩之とは面識のない横山雄二(中国放送アナウンサー)の息子と、留学先で親しくなったという。
日本への帰国後に、浩之が実父であることを伏せながら、かつて浩之が勤務していた関西テレビのアナウンサー試験を受験。最終選考まで残った際に、苗字(山本)ばかりか実家の所在地も浩之の自宅と同じことに気付いた役員から質問を受けたため、浩之の息子であることを初めて明かした[5]。後に舘山聖奈[6]とともにアナウンサーとしての採用が内定したことから、正式入社前の2020年2月24日(2月23日深夜)に放送された『カンテレアナウンサー真冬の挑戦スペシャル ~カンニング竹山局長のドラマ制作指令を遂行せよ~』に舘山と揃って出演[6]。古巣の関西テレビで『ちゃちゃ入れマンデー』の司会を務めている浩之とも、同年3月24日放送分の「あの人だかりは何!?大阪メトロ特別編&ヤマヒロ親子初共演スペシャル」で初共演を果たした[7]。
大学卒業後の2020年4月1日付で、舘山と共に関西テレビへ正式に入社。入社4日後(4月4日)からは、『土曜はナニする!?』(関西テレビ制作土曜朝のワイドショー枠で同日から放送を開始)で気象キャスターを務めている[8]。実父の浩之も関西テレビのアナウンサー時代(入社2年目以降)に同枠の前身番組(『シュートinサタデー』『いつでも笑みを!』)へレギュラーで出演していたが、同局の新人アナウンサーが入社と同時に全国ネット向け生放送番組のレギュラーへ起用された事例は初めて[8]。同年の10月改編からは、『報道RUNNER』(浩之がかつてメインキャスターを務めた平日夕方のローカル報道番組枠に編成)でフィールドキャスターを務めていた。
その一方で、浩之の入社当初と同じくスポーツ実況を志望していることから、2020年の7月からスポーツ中継で研鑽を積んでいた。同年の全日本バレーボール高等学校選手権大会・和歌山大会男子決勝で任された実況で、フジテレビ系列局に新卒で入社したアナウンサーからただ1人、翌2021年の第37回FNSアナウンス大賞新人部門にノミネート。審査の結果、同部門の奨励賞を受賞した[9]。2023年以降は、アナウンス業務の軸足をスポーツ実況へ本格的に移している。
なお、勤務する関西テレビはテレビ単営局だが、2021年度にはラジオ大阪(フジサンケイグループのラジオ単営局)の『カンテら!』(毎週火・水曜日の未明に放送の事前収録番組)でラジオパーソナリティを経験。最後に担当した2021年12月22日未明放送分では、実父の浩之を「ゲスト」に迎えていた。
出演番組
編集現在
編集- スポーツ中継(プロ野球、ボクシング、競馬、全日本バレーボール高等学校選手権大会、大阪国際女子マラソンなど)
- 入社1年目の2020年7月に、ボクシング中継で実況デビュー[10]。次に担当した全日本バレーボール高等学校選手権大会・和歌山大会男子決勝の実況で、(本来は入社3年目までのアナウンサーが審査される)第37回FNSアナウンス大賞・新人部門の奨励賞を受賞した[9]。
- プロ野球では、2021年4月1日の深夜に録画で放送されたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス戦中継(京セラドーム大阪、実況:服部優陽、解説:田尾安志)でベンチリポーターとしてデビュー。その後は、阪神タイガースの主催試合中継や『J SPORTS STADIUM』のオリックス・バファローズ主催試合中継にも出演している。
- FNN Live News days(平日版の関西ローカルパート) - 先輩アナウンサーの豊田康雄・林弘典と交互に担当
- カンテレNEWS(日曜深夜〜月曜早朝の宿直勤務を担当)
過去
編集- 土曜はナニする!?(2020年4月4日 - 2022年9月17日) - 天気コーナー[8]
- 次は〜新福島!=第4章・冬将軍=(MBSラジオ、2021年2月3日)
- 報道RUNNER - フィールドキャスター
- 木・金曜担当(2020年10月1日 - 2021年3月26日)
- 金曜担当(2021年4月2日 - 2022年4月1日)
- 2時45分からはスローでイージーなルーティーンで→1時50分からはスローでイージーなルーティーンで(2021年3月30日 - 2023年9月)
- 2023年3月まで関西ローカルで放送されていた『2時45分からはスローでイージーなルーティーンで』では、毎週火曜日にニュースキャスターを務めていたほか、木曜日に月1回程度生中継のリポーターを担当。2021年5月から2021年の期間中は、月に1回のペースで木曜日のMCアシスタントを務めていた。
- 2023年4月に『1時50分からはスローでイージーなルーティーンで』と改題したうえで他のフジテレビ系列局の一部で同時ネットを開始してからは、木曜日に改題前と同じペースで生中継のリポーターを務める一方で、ニュースを担当していなかった。
以下はいずれも、ラジオ大阪制作の番組。
- カンテら!
- 藤川貴央のニュースでござる(2023年9月15日・2024年9月13日) - ゲスト
- いずれも、先輩アナウンサーの堀田篤が藤川貴央(本来のパーソナリティでラジオ大阪のアナウンサー)の夏季休暇に伴ってパーソナリティ代理を任されていた週の最終日(金曜日)に、後輩アナウンサーの橋本和花子と揃って生放送へ出演した。
- 2024年4月以降は『ヤマヒロのぴかッとモーニング』(実父の浩之がパーソナリティを務めるMBSラジオの生ワイド番組)の裏番組になっているが、この年の9月には、同番組が放送されている午前8時台に登場。
脚注
編集注釈
編集- ^ 大貴は、健太と一緒の6月生まれである。
出典
編集- ^ a b “カンテレ4月入社の新人アナに、山本浩之アナの三男・山本大貴さんが登場”. スポーツ報知 (2020年2月23日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ a b c d “山本大貴|カンテレアナウンサーズ|関西テレビ放送 カンテレ”. 2020年5月3日閲覧。
- ^ “山本浩之アナの息子もカンテレのアナに 兄は日テレ”. 日刊スポーツ (2020年2月24日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ “関西テレビ・山本大貴アナ オンライン飲み会でリフレッシュ”. スポーツニッポン. (2020年6月26日) 2020年7月3日閲覧。
- ^ “カンテレ4月入社の新人アナに、山本浩之アナの三男・山本大貴さんが登場”. スポーツ報知. (2020年2月23日) 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b “カンテレ新人アナは“ヤマヒロ”三男 山本大貴さん“七光り”否定 兄は日テレアナ”. デイリースポーツ (2020年2月24日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ “元カンテレ・山本浩之アナ 古巣に入社の三男と親子初共演「頭は似ないで」”. デイリースポーツ. (2020年3月8日) 2020年5月7日閲覧。
- ^ a b c “ヤマヒロの3男カンテレ新人・山本大貴アナ、いきなり全国ネット生番組レギュラー”. デイリースポーツ (2020年3月25日). 2020年5月3日閲覧。
- ^ a b “カンテレアナウンサーが2部門でアナウンス賞、新人部門で奨励賞を受賞~第37回FNSアナウンス大賞~”. 関西テレビ. (2021年3月12日) 2021年4月14日閲覧。
- ^ 自身のinstagram公式アカウントへデビューの直後(2020年7月26日)に投稿した記事 を参照
外部リンク
編集- 関西テレビによる公式プロフィール
- 山本大貴 (@daiki_yamamoto_ktv) - Instagram