山崎駅 (北海道)
北海道二海郡八雲町にある北海道旅客鉄道の駅
山崎駅(やまさきえき)は、北海道二海郡八雲町山崎(やまざき[2])にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はH52。電報略号はサキ。事務管理コードは▲140124[3]。
山崎駅 | |
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駅舎(2022年6月) | |
やまさき Yamasaki | |
◄H54 八雲* (7.2 km) (6.1 km) 黒岩 H51► | |
所在地 | 北海道二海郡八雲町山崎 |
駅番号 | ○H52 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 88.3 km(函館起点) |
電報略号 | サキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗降人員 -統計年度- |
4人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)10月15日 |
備考 | 無人駅[1] |
* この間に鷲ノ巣信号場有り(当駅から4.1 km先) |
歴史
編集- 1904年(明治37年)10月15日:北海道鉄道の駅として開業[4]。一般駅[5]。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[5]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1962年(昭和37年)12月1日:貨物取扱い廃止[6]。
- 1966年(昭和41年)9月24日:函館本線 当駅 - 黒岩駅間が複線化[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[6]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:無人化[6]。簡易委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[JR北 1]。
駅名の由来
編集附近の国道に沿った山麓が岬に似ており、住民が「山崎」と呼んでいたものが、駅名となった[4]。 所在地名は「やまざき[2]」と濁るが、駅の読みは「やまさき」である。
駅構造
編集上下本線と副本線を備えた、相対式・島式混合ホーム2面3線を有する地上駅。両ホーム間は構内踏切で連絡する。八雲駅管理の無人駅で、減築した小さな駅舎が残っている[1]。函館方に複線区間と単線区間の境界となる両開き分岐器(制限速度90km/h。安全側線付帯)が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 下り | 長万部方面 |
2 | (待避線) | ||
3 | 上り | 森・函館方面 |
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ホーム(2018年6月)
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構内踏切(2018年6月)
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塗装変更前の駅舎(2018年6月)
利用状況
編集乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 43.0 | [8] | |||
2015年(平成27年) | 「10名以下」 | [JR北 2] | |||
2017年(平成29年) | 2.2 | [9] | |||
2018年(平成30年) | 2.0 | [10] | |||
2019年(令和元年) | 「3名以下」 | [JR北 3] | |||
2020年(令和 | 2年)「3名以下」 | [JR北 4] |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、23頁。
- ^ a b “北海道 二海郡八雲町 山崎の郵便番号 - 日本郵便”. www.post.japanpost.jp. 2024年6月23日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、214頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、11頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、808頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
- ^ 北海道鉄道百年史 下巻、P58 及び巻末年表。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、807頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2019年8月2日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2020年8月25日). 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
JR北海道
編集- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 山崎|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company