山金堂、金山堂と号す。元禄から文化[1]年間にかけて江戸の銀座2丁目、後に京橋銀座1丁目西側、本石町3丁目十軒店藤四郎店で地本問屋を営業している。主に鈴木春信の絵本を多く版行している。
- 鈴木春信画 『絵本諸芸錦』 絵本 宝暦13年(1763年)
- 鈴木春信画 『絵本花葛蘿』 絵本 明和1年(1764年)
- 鈴木春信画『絵本千代松』 絵本 明和4年(1767年)
- 鈴木春信画『絵本童の的』 絵本 明和4年
- 長雄耕雲 『長雄新消息集』 書道本 明和7年(1770年)
- 鈴木春信画『絵本春の錦』 絵本 明和8年(1771年)
- ^ 『浮世絵の基礎知識』は明和から文化年間とする。