屋名池誠

日本の日本語学者

屋名池 誠(やないけ まこと、1957年8月7日 - )は、日本日本語学者[1]慶應義塾大学名誉教授。上代から近代に至る、日本語の書字、特に仮名書きについて研究している。

屋名池 誠
人物情報
生誕 (1957-08-07) 1957年8月7日(67歳)
日本の旗 日本東京都墨田区
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学
学問
研究分野 日本語学
研究機関 昭和女子大学
大阪女子大学
東京女子大学
慶應義塾大学
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経歴

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職人の子として東京都墨田区に生まれる[2]

東京学芸大学附属高等学校を卒業後、東京大学文科三類に入学。時枝誠記の『国語学原論』に出会ったことを契機として日本語学を志す[3]1980年東京大学文学部国語学専修課程を卒業した後、大学院に進み、1985年まで東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程に在籍した[4]

1985年に、昭和女子大学文学部専任講師となった後、1989年大阪女子大学学芸学部専任講師に転じ、1992年東京女子大学現代文化学部助教授となり、2001年には教授に昇任した[4]2008年慶應義塾大学文学部教授に転じ、2010年から文学研究科委員となった[4]

著書

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  • 『横書き登場:日本語表記の近代』岩波書店岩波新書〉、2003年11月。ISBN 4-00-430863-1

脚注

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  1. ^ 屋名池誠 (2010年8月21日). “日本語が縦書きから横書きになるまで(後篇)5/5”. ウェッジ. 2021年6月10日閲覧。
  2. ^ 屋名池誠 (2010年8月21日). “日本語が縦書きから横書きになるまで(後篇)2/5”. ウェッジ. 2021年6月10日閲覧。
  3. ^ 屋名池誠 (2010年8月21日). “日本語が縦書きから横書きになるまで(後篇)1/5”. ウェッジ. 2021年6月10日閲覧。
  4. ^ a b c 屋名池誠 - researchmap

外部リンク

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