尾崎知紀
尾崎 知紀(おざき とものり、1971年 - )は、日本の脚本家、演出家である。オリジナル脚本『ロングボードの侍たち』で第30回「城戸賞」を受賞したことで知られる。ポッドキャスト・ドラマ「耳がミケランジェロ」を主宰する。
人物・来歴
編集1971年(昭和46年)、大阪府に生まれる。シナリオ・センター大阪校(第45期)出身。大阪で劇団に関わりながら、関西ローカルでの深夜ドラマやラジオドラマのシナリオを執筆する[1]。
2004年(平成16年)12月、オリジナル脚本『ロングボードの侍たち』で第30回「城戸賞」を受賞する。
2006年(平成18年)4月、ポッドキャスト・ドラマ「耳がミケランジェロ」を開始、同年7月、第1作『定休日ありません』(全4話)の脚本を執筆、同作を配信する。同シリーズでは、自作を量産するほか、自らプロデュースに回り新人の脚本を採用、積極的に新人俳優を起用、人材の育成にも寄与している。尾崎は同分野の先駆である。また同年、劇場用映画『URAHARA』の脚本を共同執筆し、同作は2008年3月に公開された。
フィルモグラフィ
編集サウンドドラマ
編集耳がミケランジェロ
編集- 『定休日ありません』(全4話、2006年) - 作
- 『泣くよ、ウグイス』(全8話、2006年8月 - 10月) - 作
- 『君が聴こえる』(全8話、2006年10月 - 12月) - 作
- 『海とブログとモテない男』(全8話、作桜井りょん、2007年1月 - 4月) - 演出
- 『桜田門外の恋』(全8話、原案葛飾ホックニー、2007年4月 - 5月) - 作
- 『鬼ごっこゲーム』(全3話、作桜井りょん、2007年7月) - プロデュース
- 『ママはゴーストでR18』(全3話、2007年8月) - 作
- 『失恋流し』(全3話、作鈴木友海、2007年9月) - プロデュース
- 『カトリーヌと優しい銀行強盗たち』(全7話、2007年12月) - 作・演出
- 『あったか! 肉まんパンダ』(全8話、2008年1月 - 3月) - 作
- 『LOVEΦ』(全8話、2008年4月 - 5月) - 作
- 『クレーマー・クレーマー』(2008年7月 - ) - 作
註
編集外部リンク
編集- 城戸賞 リスト - 日本映画製作者連盟公式サイト
- ポッドキャスト・ドラマ「耳がミケランジェロ」 - 公式サイト