尾山耕地
概要
編集神奈川県の屋根とも言える丹沢大山国定公園の東部に、相模川の支流で、宮ヶ瀬湖を通過してくる中津川の西側沿いに南北に広がる耕地で、南北に約700m、東西に約100mのわらじ(靴底)状の平地である。ほとんどが水田地帯で休耕田が多い。愛川町の八菅(はすげ)山いこいの森と楠幼稚園の中間地点にあたる。近年、神奈川県では絶滅したとされていたものや絶滅危惧種の昆虫が10数種類発見されたり、本州での絶滅種が生息していることが確認されたりした。西側が八菅山一帯の森林地帯、東側が清流中津川という好環境に休耕田という影響か、蛍やイトアメンボのみならず、貴重な生物が棲んでいる[2]。
主な観測された生物
編集所在地
編集- 〒243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津地内 - 北側
- 〒243-0305 神奈川県愛甲郡愛川町八菅山地内 - 南側
アクセス
編集- 首都圏中央連絡自動車道圏央厚木ICまたは厚木PAから車で15~20分
関連項目
編集脚注
編集- ^ 休耕田が多い。
- ^ 朝日新聞 2000年(平成2年)9月9日 土曜日