小金井一家(こがねいいっか)は、神奈川県横浜市に本拠を置く博徒暴力団で、指定暴力団稲川会の2次団体。

十二代目小金井一家
設立幕末期
設立者小金井 小次郎(関 小次郎)
本部日本の旗 神奈川県横浜市都筑区東方町113-1
首領池田龍治
上部団体稲川会

歴史

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浅草の新門辰五郎と兄弟分でもあった幕末侠客小金井小次郎(1818~1881)を初代とする。

小次郎が没した翌年、三代目柳亭種彦こと高畠藍泉の実録物『落花清風 慶応水滸伝』(1882、愛善社)で辰五郎とともに取り上げられた。高畠は一時、小次郎の食客であったとされる。

系譜

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  • 初 代 - 小金井 小次郎
  • 二代目 - 市村 和十郎(小金井一家府中初代)
  • 三代目 - 西村 林右衛門(小金井一家神奈川初代)
  • 四代目 - 金子萬吉(小金井一家神奈川二代目)
  • 五代目 - 渡辺国人(小金井一家神奈川三代目)
  • 六代目 - 石井 初太郎(小金井一家川崎三代目)
  • 七代目 - 納谷富蔵(小金井一家四軒寺六代目)
  • 八代目 - 堀尾昌史(小金井一家新宿五代目)
  • 九代目 - 岡澤 和佳志(小金井一家四軒寺八代目)
  • 九代目 - 篠田 徳太郎(稲川会・京浜小金井一家総長)
  • 十代目 - 鈴木隆一(稲川会・京浜小金井一家総長)
  • 十一代目 - 瀬戸正昭(稲川会・二代目小金井一家総長)
  • 十二代目 - 池田龍治(稲川会・総本部本部長)

脚注

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