小野寺長治郎
日本の軍人
小野寺 長治郎(おのでら ちょうじろう、1875年(明治8年)3月24日[1] - 1939年(昭和14年)2月7日[2][3])は、日本の陸軍軍人、政治家。階級は陸軍主計中将。貴族院議員。
経歴
編集宮城県出身。小野寺寛平の長男として生まれる[4]。1905年(明治38年)に陸軍省経理部依託学生として[2]東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業した後[2][4]、1907年(明治40年)に陸軍二等主計に任官した[2][4]。陸軍経理学校教官、陸軍省経理局主計課長、陸軍被服本廠長、陸軍経理学校長、陸軍省経理局長を歴任[2][4]。1933年(昭和8年)陸軍主計総監となり、翌年には陸軍兵器本廠附となった[4]。1934年(昭和9年)8月2日、依願により予備役に編入[5]。また、帝国在郷軍人会監事を務めた[4]。
栄典
編集脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。