小祝百々子
小祝 百々子(こいわい ももこ、1979年7月14日[1] - )は、日本の小説家。
小祝 百々子 (こいわい ももこ) | |
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誕生 |
1979年7月14日(45歳) 香川県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2012年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 文學界新人賞(2012年) |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集香川県生まれ[1]。武庫川女子大学文学部卒業。現在、兵庫県在住。大学在学時より雑誌Cobaltへの投稿を始める。別名義で、集英社のコバルト短編小説新人賞とノベル大賞に入選の経験がある[2]。
2011年、「孕みの木の実はされるがままだ」が文藝春秋が主催する第113回文学界新人賞にて最終候補作となる。翌2012年、「こどもの指につつかれる」で第114回文學界新人賞を受賞[3]。選考委員の花村萬月は「一読してこの人だと思った。新人離れしている」との旨を述べている[4]。詩人の吉田文憲は、「とても新人の手になる作品とは思えないほど語りがうまい」との旨を述べている[5]。
作品リスト
編集雑誌掲載
編集- 小説
- エッセイ
脚注
編集- ^ 桂環(かつら・たまき)名義。『Cobalt』誌(集英社)において、2001年の第3回ベスト・ショートショートマスターを獲得。2004年には「ひかりの林檎」で第111回短編小説新人賞に入選し、2004年度の同賞年間最優秀賞を受賞。2005年には「チルカの海」でノベル大賞を受賞し、同作が『Cobalt』2005年12月号に掲載されたほか、2006年12月に『鳥籠姫と王樹の実』(コバルト文庫)が刊行されている。
- ^ 『文學界』2012年6月号、文藝春秋
- ^ 朝日新聞デジタル:「あのずば抜けた新人」再び 文学界新人賞の小祝百々子 - 文化トピックス - 文化
- ^ 評者 吉田文憲|図書新聞
関連項目
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