小田中直樹
日本の経済史学者
小田中 直樹(おだなか なおき、1963年 - )は、日本の経済史学者。博士(経済学)(東京大学・1995年)。東北大学大学院経済学研究科教授。専門はフランス社会経済史、歴史関連諸科学(歴史理論、歴史学方法論、史学史、歴史教育など)。
人物情報 | |
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生誕 |
1963年(60 - 61歳) 日本・千葉県船橋市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学経済学部 東京大学大学院経済学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
フランス社会経済史 歴史関連諸科学 |
研究機関 |
東京大学 東北大学 |
学位 | 博士(経済学) (東京大学) |
学会 |
史学会 政治経済学・経済史学会 日本西洋史学会 日本学術会議 |
略歴
編集千葉県船橋市生まれ。1982年宮城県仙台第二高等学校卒、1986年東京大学経済学部卒、1991年同大学院経済学研究科理論経済学・経済史学専攻第二種博士課程単位取得退学、1995年博士(経済学、東京大学)。1991年東京大学社会科学研究所助手、1994年東北大学経済学部助教授、2005年東北大学大学院経済学研究科教授(現在まで)。
作品一覧
編集著書(単著のみ)
編集- 『フランス近代社会 1814-1852――秩序と統治』木鐸社 1995
- 『歴史学のアポリア――ヨーロッパ近代社会史再読』山川出版社 2002
- 『ライブ・経済学の歴史――「経済学の見取り図」をつくろう』勁草書房 2003(朝鮮語訳、パク・マンソプ監訳、ソウル・タサンブックス、2006)
- 『歴史学ってなんだ?』PHP研究所・PHP新書 2004(ベトナム語訳、グエン・クゥオヴン訳、ホーチミンシティ・ホアセン大学出版会、2016)
- 『フランス7つの謎』文芸春秋・文春新書 2005
- 『日本の個人主義』筑摩書房・ちくま新書 2006
- 『世界史の教室から』山川出版社 2007
- 『ライブ・合理的選択論――投票行動のパラドクスから考える』勁草書房 2010
- 『19世紀フランス社会政治史』山川出版社 2013
- 『ライブ・経済史入門――経済学と歴史学を架橋する』勁草書房 2017
- 『フランス現代史』岩波書店・岩波新書 2018
- 『感染症はぼくらの社会をいかに変えてきたのか――世界史のなかの病原体』日経BP 2020
- 『歴史学のトリセツ――歴史の見方が変わるとき』筑摩書房・ちくまプリマ―新書 2022
翻訳
編集- シーダ・スコチポル編『歴史社会学の構想と戦略』木鐸社 1995
- ジェラール・ノワリエル『歴史学の「危機」』木鐸社 1997
- 『歴史学の最前線――「批判的転回」後のアナール学派とフランス歴史学』(編訳、叢書・ウニベルシタス)法政大学出版局 2017
監修
編集- 小林, たつよし『世界の歴史 12 産業革命とアメリカの独立』 12巻、小学館〈小学館版学習まんが世界の歴史〉、2018年12月4日。ISBN 9784092983120。全国書誌番号:23148149。オリジナルの2022年4月18日時点におけるアーカイブ 。2022年4月18日閲覧。「監修 東北大学教授 小田中直樹」
脚注
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外部リンク
編集- 小田中直樹 - researchmap
- 小田中直樹 - J-GLOBAL
- 小田中直樹 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 研究者紹介 - 東北大学
- 小田中直樹ホームページ http://www2.econ.tohoku.ac.jp/~odanaka/index.html