小池寿子
日本の美術史家
小池 寿子(こいけ ひさこ、1956年5月4日 - )は、日本の美術史家。学位は文学修士[1]。國學院大學文学部教授。専門は15世紀北方フランドル美術・中世美術などの西洋美術史。
人物情報 | |
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生誕 | 1956年5月4日(68歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 |
お茶の水女子大学文教育学部 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 |
学問 | |
研究分野 |
西洋中世美術 死の図像学 |
研究機関 | 國學院大學 |
学位 | 文学修士 お茶の水女子大学 |
学会 |
美学会 地中海学会 死の舞踏学会 西洋中世学会 日仏美術学会 美術史学会 |
脚注 |
人物
編集群馬県前橋市出身。美術作品から死生観を読み解く研究をしている。死の舞踏の研究者として知られる[誰によって?]一方、近年は運命観・身体観を探る研究も展開している。
略歴
編集著書
編集- 『死者たちの回廊 ― よみがえる死の舞踏』(福武書店、1990年/平凡社ライブラリー、1994年)
- 『屍体狩り』(白水社、1993年/白水Uブックス、2000年)
- 『死者のいる中世』(みすず書房、1994年)
- 『マカーブル逍遥』(青弓社、1995年)
- 『死をみつめる美術史』(ポーラ文化研究所、1999年/ちくま学芸文庫、2006年)
- 『描かれた身体』(青土社、2002年)
- 『「死の舞踏」への旅―踊る骸骨たちをたずねて』(中央公論新社、2010年)
- 『内臓の発見』(筑摩書房〈筑摩選書〉 、2011年)
- 『謎解きヒエロニムス・ボス』 (とんぼの本) 新潮社, 2015.4
編著
編集- 『一日で鑑賞するルーヴル美術館』(芸術新潮編集部共編、新潮社〈とんぼの本〉、2006年)
- 『西洋美術の歴史3 中世II ロマネスクとゴシックの宇宙』 木俣元一と共編著
- 『ロンドン・ナショナル・ギャラリー 名画でひもとく西洋美術史』平凡社 別冊太陽スペシャル、2020年 高橋明也共監修
翻訳
編集- アネッテ・ロビンソン『絵画の見方・ルーヴル美術館』伊藤已令共訳 福武書店 1991年
- W.S.ギブソン『ブリューゲル 民衆劇場の画家』森洋子共訳 美術公論社 1992年
- キャスリーン・コーエン『死と墓のイコノロジー 中世後期とルネサンスにおけるトランジ』平凡社 1994年
- ナイジェル・ウィルキンズ『ニコラ・フラメル錬金術師伝説』白水社 2000年
- エリー・フォール『中世美術 美術史2』星埜守之共訳、国書刊行会 2010年
- ジャン=クロード・シュミット『中世の聖なるイメージと身体』刀水書房 2015年
脚注
編集- ^ 小池寿子 國學院大學教員紹介 2022年2月閲覧
外部リンク
編集- 小池寿子 - researchmap
- 小池寿子 - J-GLOBAL
- 小池寿子 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 教員一覧 - 國學院大學
- 研究者プロファイル 小池寿子 - 國學院大學