小林 規威(こばやし のりたけ、1932年2月23日 - )は、日本経営学者商学博士論文博士・1973年)。慶應義塾大学名誉教授。

略歴

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東京府東京市(現東京都千代田区)出身。1953年ハーバード大学国際政治学科卒業。1954年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1961年ハーバード・ビジネス・スクール卒。

1973年慶應義塾大学ビジネス・スクール教授、同年「国際経営戦略の研究 多国籍企業研究への発展過程」で商学博士の学位を取得。慶應義塾大学ビジネス・スクール校長。1987-1991年慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長。1996年定年、慶大名誉教授、淑徳大学教授。2002年退任[1][2]

従兄にライオン歯磨会長の小林敦、妻の祖父に小坂梅吉西野恵之助帝国劇場社長)がいる[3]

著書

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  • 『英国準契約法』千倉書房 1960
  • 『日本の合弁会社』東洋経済新報社 1967
  • 『世界企業への戦略』好学社 世界に挑戦する日本の経営 1971
  • 『インターナショナル・ビジネス』筑摩書房・経営学全集 1972
  • 『日本企業の多国籍化と人事管理』日本生産性本部労働資料センター 海外労働シリーズ 1980
  • 『日本の多国籍企業 国際比較の視点からの研究』中央経済社 1980
  • 『日本の国際化企業 国際化と経営パフォーマンスの関係性』中央経済社 2007
  • 『日本企業国際化の研究 基礎データにみる光と陰』文眞堂 2011

共編著

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翻訳

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  • ユージン・ジェニングス『経営者の不安』荒川孝共訳 竹内書店 1972

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ I. 小林規威教授の人と業績 2. 小林規威教授略歴と業績一覧表 (小林規威教授退任記念特集号)慶応経営論集 1997-01
  3. ^ 『人事興信録』38版上