小林政春
小林 政春(こばやし まさはる、1946年1月2日 - )は、元競輪選手。現役時代は日本競輪選手会埼玉支部に在籍。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第21期生。
なお、競輪学校第47期生に同姓同名の元競輪選手が存在するが、別人である。
来歴
編集埼玉県立熊谷高等学校に在籍時代の1964年、全国高等学校総合体育大会自転車競技大会(高校総体)のスクラッチ(現 スプリント)及び速度競走で優勝。その後競輪学校第21期生となった。競輪学校の同期には、田中博、伊藤繁、河内剛、大宮政志らがいる。
1965年9月9日、大宮競輪場でデビューし2着。初勝利は同年10日の同場。
1983年4月より制定されたS級では一度も勝ち星がなく、また特別競輪における実績もないが、第二次世界大戦後に生誕した競輪選手としては初の900勝達成選手であった[1]。この要因にはいくつかあり、1995年まで行われた普通競走(トップ引きと呼ばれる選手が存在する競走)という種類の競走が行われたが、初日に1着を取って準決勝に進出すると、準決勝ではトップを引いて9着(末着)に終わるが、最終日の「負け戦」(コンソレーション競走)で1着を取るというパターンのケースが少なくなかったことが挙げられる。
なお、同期ナンバーワンの実績を挙げた田中は通算771勝、伊藤は同593勝である。
脚注
編集- ^ a b “神山雄一郎 G1では史上最多の優勝16回&グランドスラム 競輪界初の賞金2億円も達成/函館”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年6月4日) 2023年6月4日閲覧。
外部リンク
編集- 選手通算成績(データは1976年以降のみ) - KEIRIN.JP