小松島港仮乗降場

かつて日本の徳島県小松島市に存在していた日本国有鉄道の仮乗降場

小松島港仮乗降場(こまつしまこうかりじょうこうじょう)は、かつて徳島県小松島市小松島町にあった日本国有鉄道(国鉄)小松島線仮乗降場である。「小松島港駅」とも呼ばれた。

小松島港仮乗降場
到着する快速列車[注釈 1](1985年)
こまつしまこう
Komatsushimakō
小松島 (0.0 km)
地図左は小松島駅
所在地 徳島県小松島市小松島町新港
北緯34度0分38秒 東経134度35分26.3秒 / 北緯34.01056度 東経134.590639度 / 34.01056; 134.590639座標: 北緯34度0分38秒 東経134度35分26.3秒 / 北緯34.01056度 東経134.590639度 / 34.01056; 134.590639
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 小松島線
キロ程 1.9 km(中田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1940年昭和15年)3月15日
廃止年月日 1985年(昭和60年)3月14日
備考 小松島駅の構内扱い
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歴史

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廃止時の駅構造

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当仮乗降場は四国総局が設定した仮乗降場であり、正式には小松島駅構内である。時刻表では臨時駅の表示がされていたが、実態は前述のとおりである。なお、当仮乗降場には営業キロは設定されず、営業キロは小松島駅までのキロ数(小松島駅と当仮乗降場間の実際の距離はおよそ300メートル)が使用された[注釈 2]

当仮乗降場は大阪和歌山への汽船・フェリーとの連絡のため小松島港に設けられ[注釈 3]、構内には単式ホーム1面1線と機回し線を有していた。

出札口では硬券を含む乗車券入場券が行われ、その付近では竹ちくわの販売を行っていた。なお、当仮乗降場で発売した乗車券や入場券の券面は「小松島駅発行」となっていた[注釈 4]

廃止時の駅周辺

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仮乗降場跡

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仮乗降場廃止後は、ホームが多少手を加えられる形でバス乗り場になっていたが、その後フェリーのりばが新築されたことに伴い移転し、現存しない。また、当仮乗降場にて接続していた南海フェリーも1999年平成11年)に小松島港から徳島港フェリーターミナルに発着港が変更となっており、現在小松島港から定期航路に乗船することは出来なくなっている。

隣の駅

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日本国有鉄道(国鉄)
小松島線
小松島駅 - 小松島港仮乗降場

脚注

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注釈

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  1. ^ 徳島駅を境に急行「よしの川」として運転。
  2. ^ 小松島港駅 - 当仮乗降場間のみを乗車した場合の取り扱いは不詳。
  3. ^ (改札口すぐの踏切の先はフェリー乗り場で、線路端部の少し先は岸壁であった)
  4. ^ 上述の通り、当仮乗降場は小松島駅の構内扱いのため、乗車券入場券の発行駅表記は、小松島駅窓口発売は「①小松島駅発行」・「(1)小松島駅発行」、小松島港仮乗降場窓口発売は「②小松島駅発行」・「(2)小松島駅発行」と区分されていた。但し昭和30年代以前は仮乗降場発売の券において、「(港)または丸囲みに『港』小松島駅発行」や「(3)小松島駅発行」と表記されているものも存在している。

出典

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  1. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、664頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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