小川高義
人物・来歴
編集神奈川県横浜市生まれ。 東京大学英文科大学院修士課程修了、横浜市立大学准教授、2008年東京工業大学外国語教育センター教授。 2016年退職、東京工業大学名誉教授。
著書
編集- 『翻訳の秘密 翻訳小説を「書く」ために』(研究社) 2009
翻訳
編集- 『食べ放題』(All You can Eat、ロビン・ヘムリー、 白水社、新しいアメリカの小説) 1989、のち白水Uブックス - 海外小説の誘惑 1993
- 『これいただくわ』(I'll Take It、ポール・ラドニック、白水社、新しいアメリカの小説) 1990、のち白水Uブックス - 小説のシュルレアリスム 1994
- 『「バタフライ」が蝶になったわけ 英語語源雑学読本』(デイヴィッド・フェルドマン、朝日出版社) 1990
- 『ボンベイの不思議なアパート』(Swimming Lessons & Other Stories from Firozsha Baag、ロヒントン・ミストリー、文藝春秋) 1991
- 『ロシア人はいかにして野球を発明したか』(How the Russians Invented Baseball、ジョン・レオ、白水社) 1991
- 『アメリカン・サイコ』(American Psycho、ブレット・イーストン・エリス、角川書店) 1992、のち角川文庫 上・下 1995
- 『三十四回の冬』(Thirty-Four Seasons of Winter、ウィリアム・キトリッジ、中央公論社) 1992
- 『わが秘めたる人生』(My Secret History、ポール・セロー、文藝春秋) 1995
- 『イリワッカー』上・下(Illywhacker、ピーター・ケアリー、白水社、新しいイギリスの小説) 1995
- 『ブラッドベリがやってくる 小説の愉快』(Zen in the Art of Writing、レイ・ブラッドベリ、晶文社) 1996
- 『ブラッドベリはどこへゆく 未来の回廊』(Yestermorrow、レイ・ブラッドベリ、晶文社) 1996
- 『かくも長き旅』(Such a Long Journey、ロヒントン・ミストリー、文藝春秋) 1996
- 『骨』(Bone、フェイ・ミエン・イン、文藝春秋) 1997
- 『インフォーマーズ』(The Informers、ブレット・イーストン・エリス、角川書店) 1997
- 『エスケープ・ベイビー』(The Escape Artist、ダイアン・チェンバレン、文春文庫) 1998
- 『ピギー・スニードを救う話』(Trying to Save Piggy Sneed、ジョン・アーヴィング、新潮社) 1999、のち新潮文庫 2007
- 『さゆり』上・下(Memoirs of a Geisha、アーサー・ゴールデン、文藝春秋) 1999、のち文春文庫 2004
- 『停電の夜に』(Interpreter of Maladies、ジュンパ・ラヒリ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2000、のち新潮文庫 2003
- 『アニルの亡霊』(Anil's Ghost、マイケル・オンダーチェ、新潮社) 2001
- 『第四の手』(The Fourth Hand、ジョン・アーヴィング、新潮社) 2002、のち新潮文庫 上・下 2009
- 『灰の庭』(The Ash Garden、デニス・ボック、河出書房新社) 2003
- 『調律師の恋』(The Piano Tuner、ダニエル・メイスン、角川書店) 2003
- 『その名にちなんで』(The Namesake、ジュンパ・ラヒリ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2004、のち新潮文庫 2007
- 『バベルの犬』(The Dogs of Babel、キャロリン・パークハースト、角川書店) 2004
- 『永遠を背負う男』(Weight、ジャネット・ウィンターソン、角川書店、新・世界の神話) 2005
- 『リリィ、はちみつ色の夏』(The Secret Life of Bees、スー・モンク・キッド、世界文化社) 2005
- 『黒猫 / モルグ街の殺人 他6篇』(ポー、光文社古典新訳文庫) 2006
- 「黒猫」(The Black Cat)
- 「本能 vs.理性 - 黒い猫について」
- 「アモンティリャードの樽」(The Cask of Amontillado)
- 「告げ口心臓」(The Tell-Tale Heart)
- 「邪鬼」(The Imp of the Perverse)
- 「ウィリアム・ウィルソン」(William Wilson)
- 「早すぎた埋葬」(The Premature Burial)
- 「モルグ街の殺人」(The murders in the Rue Morgue)
- 『また会う日まで』上・下(Until I Find You、ジョン・アーヴィング、新潮社) 2007
- 『見知らぬ場所』(Unaccustomed Earth、ジュンパ・ラヒリ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2008
- 『若者はみな悲しい』(All the Sad Young Men、スコット・フィッツジェラルド、光文社古典新訳文庫) 2008
- 『グレート・ギャッツビー』(The Great Gatsby、スコット・フィッツジェラルド、光文社古典新訳文庫) 2009
- 『ボート』(The Boat、ナム・リー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2010
- 『オリーヴ・キタリッジの生活』(Olive Kitteridge、エリザベス・ストラウト、早川書房) 2010、のちハヤカワ文庫 2012
- 『アウルクリーク橋の出来事 / 豹の眼』(An Occurrence at Owl Creek Bridge / The Eyes of Panther、ピアズ、光文社古典新訳文庫) 2011
- 『ブラッドベリ、自作を語る』(Listen to the Echoes、レイ・ブラッドベリ / サム・ウェラー、晶文社) 2012
- 『緋文字』(The Scarlet Letter、ホーソーン、光文社古典新訳文庫) 2013
- 『イースタリーのエレジー』(An Elegy for Easterly、ペティナ・ガッパ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2013
- 『バージェス家の出来事』(The Burgess Boys、エリザベス・ストラウト、早川書房) 2014
- 『低地』(The Lowland、ジュンパ・ラヒリ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2014
- 『老人と海』(The Old Man and the Sea、ヘミングウェイ、光文社古典新訳文庫) 2014
- 『賢者の贈りもの O・ヘンリー傑作選Ⅰ』(O・ヘンリー、新潮文庫) 2014
- 『最後のひと葉 O・ヘンリー傑作選Ⅱ』(O・ヘンリー、新潮文庫) 2015
- 『魔が差したパン O・ヘンリー傑作選Ⅲ』(O・ヘンリー、新潮文庫) 2015
- 『アッシャー家の崩壊 / 黄金虫』(ポー、光文社古典新訳文庫) 2016
- 『五月の雪』(Snow in May、クセニヤ・メルニク、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2017
- 『私の名前はルーシー・バートン』(My name is Lucy Barton、エリザベス・ストラウト、早川書房) 2017、ハヤカワ文庫 2022
- 『ねじの回転』(The Turn of the Screw、ヘンリー・ジェイムズ、新潮文庫) 2017
- 『変わったタイプ』(Uncommon Type Some Stories、トム・ハンクス、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2018
- 『何があってもおかしくない』(Anything is Possible、エリザベス・ストラウト、早川書房) 2018
- 『ここから世界が始まる トルーマン・カポーティ初期短篇集』(トルーマン・カポーティ、新潮社) 2019、新潮文庫 2022:解説村上春樹
- 『オリーヴ・キタリッジ、ふたたび』(Olive Again、エリザベス・ストラウト、早川書房) 2020
- 『デイジー・ミラー』(Daisy Miller、ヘンリー・ジェイムズ、新潮文庫) 2021
- 『この道の先に、いつもの赤毛』(アン・タイラー、早川書房) 2022
- 『光を灯す男たち』(エマ・ストークス、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2022