小寺 泰次郎(こでら たいじろう、天保7年3月8日1836年4月23日[1] - 明治38年(1905年1月29日[2])は幕末から明治時代にかけての日本の武士、実業家、政治家。

略歴

編集

三田藩の足軽の家に生まれ、藩主九鬼隆義により士分に取り立てられる。廃藩後は、1873年に九鬼隆義が設立した志摩三商会に勤務した後、不動産業と金融業を営む。1880年兵庫県会議員となる。

1903年、勲五等瑞宝章を受章[1]

現在の神戸市中央区にあった私邸を神戸市が買い取り相楽園として一般に公開されている。

家族

編集

参考文献

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 『特別叙勲類纂(生存者) 上』総理府賞勲局、1981年、p.519。
  2. ^ 『神戸倶樂部沿革誌 : 創立五十周年記念』神戸倶樂部、1938年、附録
  3. ^ a b 『人事興信録 4版』人事興信録、1915年、こ30頁。
  4. ^ 『人事興信録 2版』人事興信所、1908年、p.1355
  5. ^ 小寺記念精神分析財団は小寺泰次郎の子孫が設立した財団。