小宮一仁
日本の工学者
小宮 一仁(こみや かずひと、1961年11月(昭和36年11月) - )は、日本の工学者(土質力学)。学位は、博士(工学)[1]。千葉工業大学工学部教授。千葉工業大学元学長。
人物情報 | |
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生誕 |
1961年(63 - 64歳) 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
早稲田大学理工学部 早稲田大学大学院理工学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
土質力学 トンネル工学 |
研究機関 |
早稲田大学 千葉工業大学 ケンブリッジ大学 |
学位 | 博士(工学)(早稲田大学) |
学会 |
私立大学情報教育協会 全国大学体育連合 日本工学教育協会 関東工学教育協会 日本実験力学会 The Institution of Civil Engineers The British Geotechnical Society 日本建築学会 日本トンネル技術協会 日本材料学会 土木学会 ISSMGE 地盤工学会 |
人物
編集東京都出身。埼玉県立川越高等学校出身である。テレビドラマ化[2]された小説「幸子」[3]の作者で医学者・医師・医学博士の関口豊三は叔父、メチルクエン酸回路の発見者[4]で筑波大学名誉教授の田渕武士は従叔父である。
経歴
編集受賞・受章
編集社会的活動・主な役職
編集- 欧州理事会「Construction Research, Development and Innovation Project」招聘研究者(1998-1999年)[10]
- 欧州委員会「Brite Euram III Program」招聘研究者(1999-2000年)[10]
- 国土交通省「大深度地下における環境に関する検討調査委員会」委員(2002-2004年)[11]
- 人事院「国家公務員採用I種試験」試験専門委員(2010-2011年)[12]
- 人事院「国家公務員採用総合職試験」試験専門委員(2011-2013年)[13][14]
- 国立大学法人千葉大学 客員教授(2001-2009年)
- 独立行政法人日本学術振興会「科学研究費委員会」専門委員(2008-2009、2011年)
- 関東工学教育協会会長(2016-2017年)[15]
- 公益社団法人私立大学情報教育協会 常務理事(2017-2021年)[16][17]
学会
編集- 公益社団法人地盤工学会 理事(2011-2013年)[18]
- 公益社団法人地盤工学会「地盤工学会誌編集委員会」委員長(2012-2013年)[19]
- 日本実験力学会 評議員(2001-2008年)
- 公益社団法人土木学会 論説委員(2019-2021年)
共著
編集編著
編集- 『Underground Construction Technology in Japan(英書)』(丸善、2006年、ISBN-13:978-4-88644-075-4)[22]
- 『薬液注入工法の理論・設計・施工』(地盤工学会、2009年、ISBN-13:978-4-88644-926-9)
- 『目から鱗のトンネル技術史』(土木学会、2009年、ISBN-13:978-4-8106-0670-6)
- 『Recent Developments of Geotechnical Engineering(英書)』(地盤工学会・中国土木学会、2010年、ISBN-13:978-4-88644-817-0)
監修書
編集- 『ドラえもん科学ワールドspecial みんなのためのおもしろ工学入門』[23](小学館、 2024年、ISBN-13:978-4092592315)
分担執筆
編集脚注・出典
編集- ^ 早稲田大学、1994年。
- ^ テレビドラマデータベース(http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-9305)
- ^ 「幸子」、主婦の友新書、1964年
- ^ https://www.jsbba.or.jp/wp-content/uploads/file/about/136.pdf
- ^ a b c d e f 2012年(平成24年)6月13日、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞等各紙朝刊に学長選任の記事と略歴が掲載された。
- ^ ケンブリッジ大学では、工学部とダーウィンカレッジに所属した。(実験力学、第1巻、第4号、p.213、2001年)
- ^ 「平成24年度大学体育FD推進校審査結果報告/表彰」、大学体育、第101号、pp.24-26、2013年
- ^ 工学教育研究講演会講演論文集、日本工学教育協会、A9、2017年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jseeja/2017/0/2017_A9/_pdf/-char/ja
- ^ “日本工学教育協会 第70回年次大会・工学教育研究講演会 表彰式。関東工学教育協会賞協会貢献賞授与式と小宮が受賞者を代表して挨拶する動画が配信されている。”. 公益社団法人日本工学教育協会. 令和5年11月5日閲覧。
- ^ a b 「Development of compensation grouting modelling and control system」、 Geotechnical Aspects of Underground Construction in Soft Ground、Balkema、p.425、2000年
- ^ 「大深度地下の公共的使用における環境の保全に係る指針の概要について」、国土交通省都市・地域整備局 大都市圏整備課大深度地下利用企画室、p.5、平成16年2月
- ^ 官報 平成23年2月1日(号外 第20号)p.30
- ^ 官報 平成24年2月1日(号外 第24号)p.7
- ^ 官報 平成25年2月1日 (号外 第20号)p.26
- ^ https://www.jsee.or.jp/jsee/wp-content/uploads/2017/10/c531b2a10893daa32eb167d363f8ffa5.pdf
- ^ https://www.juce.jp/LINK/jigyou/GYOUMU/PDF/17/page008.pdf
- ^ https://www.juce.jp/LINK/jigyou/GYOUMU/PDF/19/page007.pdf
- ^ “役員任期満了に伴う選任”. 公益社団法人地盤工学会. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “「地盤工学会誌」の編集方針と平成27年度の年間計画”. 公益社団法人地盤工学会. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 東京工業大学名誉教授の太田秀樹は「土の弾塑性構成則であるオリジナル・カムクレイ・モデルに関して、国内外の教科書の中で本書の導出方法が最も優れている。」と述べた(地盤工学会関東支部発表会発表講演集、pp.455-460、2007年)。
- ^ 韓国の大学教授らが翻訳した本書の韓国語版が2015年に韓国で出版された。
- ^ 本書の小宮が執筆した第18章がドイツ語に訳され、2009年にオーストリアのGeomechanik und Tunnelbau誌(第2巻第2号)に掲載された。
- ^ マンガ著者:藤子・F・不二雄、監修者:小宮一仁・藤子プロ