小坂川(おさかがわ)は、木曽川水系の一級河川岐阜県下呂市を流れる。飛騨川を経て木曽川に合流する2次支川[2][3]

小坂川
水系 一級河川 木曽川
種別 一級河川
延長 28.382[1] km
水源 御嶽山西側
河口・合流先 飛騨川(岐阜県)
流域 岐阜県
地図
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地理

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小坂川(濁河川)・概略図
 
御嶽山西側
 
白糸の滝
 
馬の鞍滝
 
根尾の滝
 
兵衛谷川
 
巖立峡
 
小黒川
 
岐阜県道437号(御岳橋)
 
大洞川
 
国道41号小坂久々野バイパス(小坂大橋)
 
岐阜県道88号(朝六橋)
 
飛騨川

岐阜県長野県にまたがる御嶽山西側に源を発し、上流部の巌立では濁河川(にごりごがわ)として流れる[4]。山地を流れ出る兵衛谷川などの谷川を集め、下呂市小坂町落合・湯屋・赤沼田の境付近で大洞川と合流して小坂川に名を変える[4]。下呂市小坂町小坂付近で飛騨川に合流する[4]

流域には濁河温泉下島温泉湯屋温泉などがあり[4]、合わせて小坂温泉郷と呼ばれる。また、流域一帯は24,000ヘクタールの広大な森林が広がっており、切り出される木材は質量ともに岐阜県第一位を誇る[4]

主な支流

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一級河川のみ、下流側から順に記載[1]

  • 大洞川
  • 兵衛谷川

主な橋

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参考文献

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  • 河川調書 岐阜県
  • 角川日本地名大辞典 21 岐阜県

脚注

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  1. ^ a b 岐阜県 (2021年4月1日). “河川調書” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年11月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典「小坂川【おさかがわ】」”. JLogos. 2022年11月22日閲覧。