小原初美
小原 初美(おばら はつみ、1955年2月21日 - )は、東京都生まれの女性歌手。
おばら はつみ 小原 初美 | |
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生年月日 | 1955年2月21日(69歳) |
出生地 | , 東京都 |
血液型 | O型 |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1969年 - |
備考 | |
身長:162 cm 体重:48 kg |
人物・略歴
編集幼少時代から両親と宝塚歌劇団の舞台を観て以来、芸能界に憧れる。
バトントワリングの草分けである高山アイコに師事して、17歳で日本一になる。日本初のソリストとして日本万国博覧会(1970年)やNHK紅白歌合戦、シルバーパレードなどで活躍した。
所属していたマナセプロダクションの社長に言われて、1970年1月10日から放送が開始されたNHK総合テレビジョンの音楽番組『ステージ101』にプロのバトントワラーとして出演。それをきっかけに番組のレギュラー出演グループであるヤング101に加入した。番組オリジナルソングの一つ「若さがあるから」(山上路夫作詞・渋谷毅作曲)を歌い人気を得る[注釈 1]。
1973年4月にヤング101を卒業[注釈 2]した後、NHKの子供音楽番組『なかよしリズム』にお姉さんとして出演した。
ベルウッド・レコードからシングル2作とアルバム1作を発表[1]。
現在は、数々のライブで活躍している。趣味の社交ダンスを基に、ダンス会場等で、自身のバンド「レガーロ」と共にライブも行っている。また、ダンスライブのプロデュースや構成等でも活躍。
花柳流師範。名取名は花柳亜蘭である。
出演
編集- ステージ101(1970年1月 - 1973年4月、NHK総合) - ヤング101[注釈 3]
- なかよしリズム(1973年4月 - 1974年3月、NHK総合) - お姉さん
- ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」(1975年頃、日生劇場) - 村娘 役
- ジャストリクエスト」(1976年4月 - 1977年3月、CBCラジオ)
- 星空ワイド 今夜もシャララ(1977年4月 - 1978年9月、CBCラジオ)
- 思い出のメロディー(1993年8月14日・2002年8月10日、NHK総合) - 元ヤング101[注釈 4]
- 報道特捜プロジェクト(1998年6月、日本テレビ)
- 2時間スペシャル「人に言えないうら人生」(1999年8月、フジテレビ)
- 本当は怖い家庭の医学(朝日放送テレビ)
- 新・BS日本のうた(2016年3月6日、NHK BSプレミアム) - 元ヤング101[注釈 5]
ディスコグラフィ
編集シングル
編集レコード会社 規格品番 発売日 |
面 | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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BELLWOOD EP:OF-33 '75年 |
A | ひとり寝づくし | ちあき哲也 | 浜圭介 | 佐藤準 |
B | 東京感情線 | ちあき哲也 | 浜圭介 | 佐藤準 | |
BELLWOOD EP:BW-5 '76年 |
A | おもいでの窓 | おかむら路子 | 谷康一 | 谷康一 |
B | 今夜は眠らないで | 川津恒一 | 川津恒一 | 石川鷹彦 |
アルバム
編集- 優女(やしょうめ)・・・女ひとり(BELLWOOD OFL-35)1976年
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | |
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1. | 「夜明けまで」 | 白石ありす | 岩沢幸夫 | 岩沢幸夫 | |
2. | 「東京感情線」 | 千明哲也 | 浜圭介 | 佐藤準 | |
3. | 「恋人達」 | 及川恒平 | 及川恒平 | 佐藤準 | |
4. | 「たとえば」 | 小椋佳 | 小椋佳 | 瀬尾一三 | |
5. | 「白い回転木馬」 | 白石ありす | よしだたくろう | 瀬尾一三 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | |
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1. | 「ひとり寝づくし」 | ちあき哲也 | 浜圭介 | 佐藤準 | |
2. | 「雨の坂道 赤い傘」 | ||||
3. | 「毬つきうた」 | ||||
4. | 「優女(やしょうめ)」 | 東海林良 | 川津恒一 | 佐藤準 | |
5. | 「比叡おろし」 |
- 優女(やしょうめ)・・・女ひとり 特別ダイジェスト(BELLWOOD 17DH 5101-1)1976年
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | |
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1. | 「優女(やしょうめ)」 | 東海林良 | 川津恒一 | 佐藤準 | |
2. | 「白い回転木馬」 | 白石ありす | 吉田拓郎 | 瀬尾一三 | |
3. | 「たとえば」 | 小椋桂 | 小椋桂 | 佐藤準 | |
4. | 「ひとり寝づくし」 | 千明哲也 | 浜圭介 | 佐藤準 |
脚注
編集注釈
編集- ^ CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/1044)に収録。
- ^ 2003年10月21日夜、22日昼、夜の計3回にわたってBunkamuraのシアターコクーンにて開かれたヤング101復活コンサート『ステージ101〜明日に架ける橋』に、元メンバー36名と共に出演し、「若さがあるから」をソロで、「Last Waltz」を黒沢裕一と共演で、それぞれ披露したほか、江崎英子のソロにコーラスで参加した。22日夜のコンサートは、後日、NHK BS2で放送された。
- ^ 最初はバトントワラーとして出演して途中からヤング101に加入したので、ヤング101のメンバーとして初出演した月日は不明。
- ^ NHKホールで収録され1993年8月14日に放映された『第25回思い出のメロディー』で、元メンバー16名と共に「涙をこえて」を披露。2002年8月10日に大宮ソニックシティから生中継された『第34回思い出のメロディー』で、元メンバー25名と共に「怪獣のバラード」と「涙をこえて」を披露。「怪獣のバラード」は「怪獣のバラード 2002」としてCD『GOLDEN☆BEST / ステージ101 ヤング青春の日々』(Sony Music House MHCL240-1)に収録された。
- ^ 『あの歌に再会』のコーナーで、元メンバー15名と共にステージ101テーマ曲の「ヤッポン!」と「人生すばらしきドラマ」及び「涙をこえて」を披露。
出典
編集- ^ CD『ステージ101ベスト』(Ultra-vibe CDSOL-1043/44)ライナーノーツ。
参考文献
編集- 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)
- 濱田高志、2003年、CD『ステージ101 / ステージ101』(Ultra-vibe CDSOL-1077)
関連項目
編集外部リンク
編集- 所属事務所プロフィール
- 公式ブログ
- 初美とレガーロ - ウェイバックマシン(2019年3月30日アーカイブ分)
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