富山県運転教育センター

富山県運転教育センター(とやまけんうんてんきょういくセンター)は、富山県警察所管の運転免許試験場である。地元では近隣地名で「針原」(はりわら)または「飯野」(いいの)と呼ばれることがある[要出典]。富山県警察交通部運転免許センターの所管施設で、マスメディアでは富山県運転免許センターと表記される場合がある[1][2][3]運転免許試験、更新手続、国際運転免許証発行など運転免許に関する事務を行っている。また、運転研修センターや富山県指定自動車教習所協会、交通安全博物館、富山県交通公園なども併設されている。

所在地

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  • 富山県富山市高島62番地1
    • これとは別に、交通部運転免許センターが所管し免許更新業務のみを行う高岡免許更新センターがある(富山県高岡市駅南四丁目1番22号)。

歴史

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  • 1975年5月10日に完成[4]。それまでは富山市牛島地区、1961年3月31日(一部資料では3月18日[5])竣工の富山市新庄馬場地区(後の交通機動隊所在地)の順に運転免許試験場が所在していた[6]
  • 2021年9月から、75歳以上の高齢者の免許更新時に実施される認知機能検査において、全国の運転免許試験場で初めてタブレットを採用した[1][2][3]

併設施設

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富山県交通公園

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  • 富山県運転教育センターに併設されている公園。交通安全博物館があるほか、自転車の自由練習コースも用意されている。(自転車は約80台用意されている。)

交通安全博物館

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通称「セーフティ愛ランド[7]1986年5月1日に富山県交通公園内に日本初の交通安全をテーマとした博物館として開館[8]。隣接の富山県運転教育センターからも2階の渡り廊下から利用することが可能である。

1999年4月27日には、乗用車運転や道路横断のバーチャルシミュレーションなどを導入し、リニューアルオープンした[9]

概要

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主な施設

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1階(シミュレーションが中心)
  • エントランスホールゲート
  • 街かど「からくりウォール」
  • 横断シミュレーション
  • 自転車シミュレーション
  • 乗用車バーチャルシミュレーション
  • 交通の音
  • ビデオライブラリー、歌で覚える交通安全、交通ルールを守ろう、危険予知力再発見
  • 事故原因を推理しよう
2階(ライブラリーが中心。富山県運転教育センターと直結している)
  • 研修室
  • 図書コーナー
  • 交通安全マスコット、反射材コーナー
  • クラシック型ミニカー
  • 雪国の交通のうつりかわり
  • 運転免許証コーナー
  • 夜光反射材コーナー
  • ミニ・シアター
  • 富山県の雪と交通対策
  • 道路標識のいろいろ
  • 交通年表(運転教育センターとの渡り廊下にある)

自転車練習コース

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交通アクセス

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  • 鉄道
  • バス
    • 北陸新幹線富山駅から富山地方鉄道バスで約25 - 35分。
      • 正面口バスターミナル4番のりばより78系統「済生会病院」、79系統「済生会病院経由水橋東部団地」運転教育センター下車徒歩すぐ。
      • 正面口バスターミナル4番のりばより71系統「滑川駅前」・「中滑川」、72系統「水橋東部団地」針原小学校前下車徒歩約15分。
      • 地鉄ビル前のりばより81系統「県リハビリセンター」下飯野下車徒歩約10分。
  • 道路

周辺の施設

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脚注

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  1. ^ a b “【富山】県免許センター 来月全国初 タブレットで認知検査時短”. 北陸中日新聞Web. (2021年8月31日). オリジナルの2021年8月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210831111538/https://www.chunichi.co.jp/article/321204 2022年1月29日閲覧。 
  2. ^ a b “75歳以上の免許更新 認知検査タブレットで 県警が試験導入 2時間→40分効率化”. 読売新聞オンライン. (2021年9月21日). オリジナルの2021年9月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210922141827/https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20210920-OYTNT50084/ 2022年1月29日閲覧。 
  3. ^ a b “運転認知機能、タブレットで検査 高齢ドライバー増受け”. 日本経済新聞. (2021年10月16日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE155UP0V11C21A0000000/ 2022年1月29日閲覧。 
  4. ^ 『富山県警察史(昭和後期編)』(1989年12月22日、富山県警察本部発行)969頁。
  5. ^ 『富山市史 第四巻』(1969年12月20日、富山市役所発行)126 - 127頁。
  6. ^ 『富山県警察史(昭和後期編)』(1989年12月22日、富山県警察本部発行)952頁。
  7. ^ 県公報とやま 1996年12月号(No325)、表2『楽しみながらセーフティ体験-交通安全博物館(セーフティ愛ランド)一』(富山県、2022年7月2日閲覧)
  8. ^ 県公報とやま 1986年6月号(No209)、14頁『たのしい交通体験してみませんか。全国初の「交通安全博物館」』(富山県、2022年7月2日閲覧)
  9. ^ 『北日本新聞』1999年4月27日付夕刊3面『体験型機器いっぱい 県交通安全博物館 一新してオープン』より。

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯36度44分00秒 東経137度15分52秒 / 北緯36.733272度 東経137.264578度 / 36.733272; 137.264578