富久山大橋
福島県の橋
富久山大橋(ふくやまおおはし)は、福島県郡山市の阿武隈川に架かる国道288号富久山バイパスの道路橋である。
富久山大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 福島県郡山市 |
交差物件 | 阿武隈川 |
路線名 | 国道288号富久山バイパス |
施工者 | サクラダ・佐世保重工業共同事業体 |
竣工 | 2007年 |
座標 | 北緯37度25分42.2秒 東経140度24分48.2秒 / 北緯37.428389度 東経140.413389度座標: 北緯37度25分42.2秒 東経140度24分48.2秒 / 北緯37.428389度 東経140.413389度 |
構造諸元 | |
形式 | 4径間鋼複合ラーメン鈑桁橋 |
全長 | 222.0m |
幅 | 7.0(11.9-13.13)m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集郡山市街地北東部の富久山町にて一級河川阿武隈川を渡る。西詰は富久山町福原字古舘、東詰は富久山町北小泉字砂田に位置する。東詰では福島県道73号二本松金屋線と取付道路部分を介して立体交差している。国道288号現道区間の狭隘・悪線形による渋滞解消と、郡山市街地と磐越自動車道郡山東インターチェンジとのアクセス改善のために事業化された富久山バイパスの主構造物として建設され、2010年2月13日に当橋梁を含む950mが暫定2車線で開通した。総工費は15億2400万円[2]。橋台部分はすでに4車線分建設されており、2023年3月27日に4車線化された[3]。現在バイパスの残区間が事業中である。
当橋梁では橋脚と橋桁の間に支承を介した構造ではなく、鋼製橋桁とコンクリート製橋脚を剛結した複合ラーメン構造を福島県内の橋梁で初めて採用している。これにより支承を削除したことで維持管理の負担が軽減され、大規模地震が発生した際の耐震性も向上した[4]。
隣の橋
編集脚注
編集- ^ 富久山大橋 - 日本橋梁建設協会橋梁年鑑データベース。2018年10月5日閲覧。
- ^ 福島県の橋梁 平成23年度版 (PDF) - 福島県土木部
- ^ “国道288号 富久山大橋 が4車線で供用します。” (PDF). 福島県県中建設事務所 (2023年3月16日). 2023年3月27日閲覧。
- ^ 富久山大橋パンフレット (PDF) - 福島県県中建設事務所