家地川駅
高知県高岡郡四万十町家地川にある四国旅客鉄道の駅
家地川駅(いえぢがわえき)は、高知県高岡郡四万十町家地川にある四国旅客鉄道(JR四国)予土線の駅である。駅番号はG28。標高は185.5 mで予土線の駅ではもっとも標高が高い[3]。JR四国最南端の駅になる。
家地川駅 | |
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駅全景(2010年5月) | |
いえぢがわ Iejigawa | |
◄G27 若井 (5.8 km) (4.9 km) 打井川 G29► | |
所在地 | 高知県高岡郡四万十町家地川 |
駅番号 | ○G28 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予土線 |
キロ程 | 5.8 km(若井起点) |
電報略号 | イエ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
2人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)3月1日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
歴史
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。外部から駅へは、短い階段を上って至る。駅舎はなく、ホーム上に待合所が設置されている。無人駅となっている。
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駅入口より(2010年5月)
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ホームより打井川方面を望む(2010年5月)
利用状況
編集1日乗降人員推移 [4] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 2 |
2012年 | |
2013年 | 2 |
2014年 | 2 |
2015年 | 2 |
2016年 | |
2017年 | 2 |
2018年 | 2 |
駅周辺
編集駅北側は田畑が広がり、民家が点在する。駅のすぐ北に森林があり、その中には神社がある。北へ進むと「集落活動センターけやき」に至るが、この施設は「四万十町立家地川小学校」(2011年(平成23年)3月廃校[5])として使われたものを再活用したものである[6]。駅西側には取水堰(家地川ダム)があり、その近くには家地川公園がある。この公園は桜の名所であり、見頃の時期を迎えると「家地川桜まつり」が催される[7][8]。
- 河内神社
- 集落活動センターけやき
- 高知県道329号秋丸佐賀線
- 四万十交通「家地川駅前」停留所
- 家地川公園
- 四万十川
- 佐賀取水堰(家地川ダム)
その他
編集- 固有名詞「家地川」をかな表記する場合、内閣告示「現代仮名遣い」表記の慣習による特例の項に示されるとおり、通常「いえじがわ」の表記を用いて書くが、当駅のかな表記は「いえぢがわ」である。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、647頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「通報」●予土線江川崎・若井間の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1974年2月25日)
- ^ 『全国鉄道事情大研究 四国篇』326頁。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年7月4日閲覧
- ^ “閉校記念式典~学びやよありがとう~ 家地川小学校” (PDF). 四万十町通信 平成23年4月号(Vol.85) 話題の広場2【閉校記念式典1(家地川・志和小学校)】. 四万十市. p. 4 (2011年4月). 2022年11月19日閲覧。
- ^ 四万十市 企画課: “家地川地域活性化拠点施設(集落活動センター・簡易宿泊施設)がオープンしました”. 四万十町通信(広報). 四万十市 (2021年7月6日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ “家地川公園 - 高知県奥四万十エリアの観光ガイド”. 一般社団法人 奥四万十高知. 2022年11月19日閲覧。
- ^ “家地川公園”. 高知県観光情報Webサイト「こうち旅ネット」. 高知県観光コンベンション協会. 2022年11月19日閲覧。
参考文献
編集- 川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、324-330頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。