宮野悟

日本の遺伝学者、情報科学者 (1954-)

宮野 悟(みやの さとる、1954年12月5日 - )は、日本遺伝学者[1]情報科学者。専門は、システム生物学バイオインフォマティクス。遺伝子ネットワーク探索研究の先駆者、がんゲノム研究の第一人者[2]として知られる。現在、東京医科歯科大学M&Dデータ科学センター長。

宮野 悟
生誕 (1954-12-05) 1954年12月5日(69歳)
日本の旗 日本
研究分野 遺伝学情報科学
研究機関 東京大学医科学研究所
ヒトゲノム解析センター
出身校 九州大学
プロジェクト:人物伝
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人物

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1977年 - 九州大学理学部数学科

1979年 - 同大学大学院理学研究科修士課程数学専攻修了

1979年 - 同大学理学部助手

1985年 - 同大博士号(理学)取得、Ph.D。「Hierarchy theorems in automata theory(オートマトン理論における階層定理)」[3]

1987年 - 九州大学理学部附属基礎情報研究施設助教授

1993年 - 同研究施設教授を経て[1]

1996年 - 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授。

2000年から2005年にかけて(2003年3月からの1年を除く)、東京大学医科学研究所 副所長。

2013年7月 - 日本人として初めて ISCB Fellow に選出[4]

2015年6月から、神奈川県立がんセンター総長を兼務(医師免許を持たない初の総長)[2]。がん免疫療法の推進や遺伝子研究の強化に取り組んだが、2018年2月に辞任した[2]。センターの放射線治療医の退職問題をめぐる混乱が背景にあるとされる[2]

2020年4月 - 東京医科歯科大学 M&Dデータ科学センター長就任、東京医科歯科大学 特命教授

受賞歴

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脚注

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外部リンク

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