室蘭バイオマス発電所
北海道室蘭市にあるバイオマス発電所
室蘭バイオマス発電所(むろらんバイオマスはつでんしょ)は、北海道室蘭市にあるバイオマスの発電所。
室蘭バイオマス発電所 | |
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種類 | バイオマス発電 |
電気事業者 | ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社 |
所在地 |
日本 北海道室蘭市港北町1丁目3-1 |
北緯42度21分28秒 東経140度58分57秒 / 北緯42.35778度 東経140.98250度座標: 北緯42度21分28秒 東経140度58分57秒 / 北緯42.35778度 東経140.98250度 | |
1号機 | |
発電方式 | 汽力発電 |
出力 | 74,900 kW |
燃料 | パームヤシ殻(PKS) |
着工日 | 2017年8月1日[1] |
営業運転開始日 | 2020年5月24日[2][3] |
公式サイト:ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社 |
概要
編集JXTGエネルギー(現在のENEOS)と日揮が出資して設立した合同会社「ENEOSバイオマスパワー室蘭合同会社」が運営しており[2]、旧東燃ゼネラル石油が所有していた遊休地(約4万平方メートル)を活用した[4]。ENEOSグループ主体としては初のバイオマス発電所となった[2]。
発電した電気は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を活用して北海道電力ネットワークに売電している[2]。
設備
編集- 中央計器室
- 用役設備建屋
- 冷却設備
- 送電設備
- 蒸気タービン発電設備
- 流動層ボイラ設備
- 燃料サイロ
- 燃料ハンドリング設備
- 燃料置場
脚注
編集- ^ 『室蘭バイオマス発電所建設工事の着工について』(プレスリリース)JXTGエネルギー、2017年7月21日 。2020年5月29日閲覧。
- ^ a b c d 『国内最大規模の室蘭バイオマス発電所の商業運転開始について』(プレスリリース)JXTGエネルギー、2020年5月25日 。2020年5月29日閲覧。
- ^ “工場夜景に新スポット、バイオマス発電所が商業運転開始【室蘭】”. 室蘭民報. 北海道ニュースリンク協議会 (2020年5月26日). 2020年5月29日閲覧。
- ^ “国内最大級のバイオマス専焼発電所、2020年稼働へ建設開始”. スマートジャパン. ITmedia (2017年8月22日). 2020年5月29日閲覧。