実設訓練センター
実設訓練センター(じっせつくんれんセンター)は西日本旅客鉄道(JR西日本)運転取り扱いに従事する社員が、実践的な訓練で基本作業・基本動作を確実に体得できるよう開設された設備であり、実際の駅と同じ設備を持った「実設訓練センター」を8箇所設置している。また、実際の列車を走行させ運転士・車掌の異常時対応能力を向上を図るため在来線を対象にした「神戸乗務員訓練センター」と、新幹線を対象とした「新下関乗務員訓練センター」も設置している。
実設訓練センター(8箇所)
編集- 開所日:1992年(平成4年)6月1日
- 設備:単線
- 開所日:1994年(平成6年)6月22日
- 設備:単線
- 開所日:1992年(平成4年)4月13日
- 設備:複線
- 開所日:1992年(平成4年)8月3日
- 設備:単線
- 開所日:1992年(平成4年)4月22日
- 設備:単線
- 開所日:1992年(平成4年)9月18日
- 設備:単線
- 開所日:1992年(平成4年)4月2日
- 設備:単線
- 広島支社:徳山実設訓練センター
- 開所日:1992年(平成4年)4月10日
- 設備:単線
神戸乗務員訓練センター
編集山陽本線(JR神戸線)兵庫駅 - 鷹取駅間に設けられており、2000年2月1日に使用が開始された[1]。全線が単線で、訓練用の信号機が設置されており、和田岬線を走行する103系で訓練が行われている。
新下関乗務員訓練センター
編集脚注
編集- ^ 兵庫〜鷹取駅間における乗務員訓練線の使用開始について(インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年1月25日
- ^ − 「新下関新幹線乗務員訓練センター」の設置について −(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年11月28日
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、188頁。ISBN 4-88283-122-8。