宝蔵寺 (宇都宮市)

宇都宮市にある寺院

宝蔵寺(ほうぞうじ)は、栃木県宇都宮市大通り四丁目にある天台宗寺院。山号は光明山。本尊は阿弥陀如来普賢菩薩。開基(創立者)は円仁(慈覚大師)と伝える。

宝蔵寺
鐘楼門
所在地 栃木県宇都宮市
大通り4-2-12
位置 北緯36度33分52秒 東経139度53分44秒 / 北緯36.56444度 東経139.89556度 / 36.56444; 139.89556
山号 光明山
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来普賢菩薩
創建年 (伝)857年天安元年)
開基 (伝)円仁(慈覚大師)
正式名 光明山 摂取院 宝蔵寺
別称 成田不動尊
札所等 北関東三十六不動尊霊場第19番
栃木十三仏霊場第4番
文化財 木造阿弥陀如来坐像
木造普賢菩薩坐像
(以上、市指定文化財)
光明山摂取院宝蔵寺不動堂(市認定建築物)
法人番号 7060005000248 ウィキデータを編集
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歴史

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寺伝によれば、857年天安元年)に円仁によって創建されたとされ、円仁が唐から持ち帰った白檀の木が樹齢約1千年以上で枯れた1844年天保15年)に作られたと言われる慈覚大師坐像を有する。境内には明治時代初期の戦火で廃寺となった粉河寺(旧・小川島町、現在の栃木県庁付近に所在)出土の石棺なども置かれる。現在の本堂は2004年平成16年)10月30日に竣工したもの。

境内

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文化財

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  • 梵鐘およりの鐘
    宇都宮氏が建立したとされる梵鐘。
  • 木造阿弥陀如来坐像
    定朝様の定印阿弥陀仏。制作時期は不詳。内部に明応3年(1494年)の銘あり。1977年昭和52年)3月8日、宇都宮市指定有形文化財(彫刻)
  • 木造普賢菩薩坐像
    技巧的な特徴から南北朝時代の作で、釈迦如来の脇侍として制作されたものと推定されている。内部に文和3年(1354年)の銘あり。江戸時代寛政年間(1789年 - 1801年)に宇都宮の高田仏師によって改修されたといわれる。1975年昭和50年)3月25日、宇都宮市指定有形文化財(彫刻)
  • 光明山摂取院宝蔵寺不動堂(観音堂)
    1788年天明8年)の創建といわれる。中世以来の建築様式を踏襲し、意匠的に優れた価値を有するとされる。2003年平成15年)3月27日、宇都宮市認定建造物(建造物)
  • 阿弥陀三尊来迎図
  • 慈覚大師坐像
    1844年天保15年)、円仁が唐から持ち帰った樹齢一千年以上の白檀の木が枯れた折に、その材で造立された十数体の慈覚大師坐像のうちの一つとされる。

アクセス

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バス

徒歩

  • JR宇都宮駅西口から徒歩5分

関連項目

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