宝塚市役所

宝塚市行政の中枢施設

宝塚市役所(たからづかしやくしょ)は、日本地方公共団体である宝塚市の執行機関事務を行う施設(役所)。

宝塚市役所

宝塚市役所本庁舎
情報
用途 宝塚市行政の中枢施設
主構造物 市役所本庁舎
設計者 村野藤吾[1]
建築主 宝塚市
事業主体 宝塚市
管理運営 宝塚市
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造[2]
敷地面積 16,820.59 m²
階数 地上6階、地下1階[2]
高さ 31.25m
竣工 1980年[1]
所在地 665-8665
兵庫県宝塚市東洋町1番1号[3]
位置 北緯34度48分00秒 東経135度21分37秒 / 北緯34.80000度 東経135.36028度 / 34.80000; 135.36028座標: 北緯34度48分00秒 東経135度21分37秒 / 北緯34.80000度 東経135.36028度 / 34.80000; 135.36028
特記事項 敷地面積、高さの出典:[4]
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外観

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現在の本庁舎は、村野藤吾が設計した[4]。L字型の構造で、上部にある円筒が議場(宝塚市議会)になっている。鉄骨・鉄筋コンクリート造りであり、屋上には太陽光発電装置を備えている[2]

歴史

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宝塚市誕生当時の市役所 (旧良元村役場)

初代本庁舎は、旧良元村役場を使用しており、現在の本庁舎と同じ場所にあった[5]。2代目は、阪急逆瀬川駅近くに位置していた[4]。現在の本庁舎は3代目である。

沿革

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宝塚市役所放火事件

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2013年の宝塚市役所放火事件では、直接に火災現場となった宝塚市役所1階フロアーの面積約2200平方メートル(階段部等を含む)のうち1442.2平方メートルが焼損した[7]

第2庁舎

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第2庁舎は本庁舎の南西側に位置する。鉄筋コンクリート造2階建て延べ約5200平方メートルであり、財政難などから建設時期や規模が再三変更され、2021年10月に着工した[8]。建設工事費は約16億2300万円[8]。2022年12月に完成し、2023年2月13日に第2庁舎での業務を開始した[9]。旧上下水道局庁舎は耐震性能が低かったため、第2庁舎に移転した[10]。その他、総合防災課、情報政策課が入居している[8]。また、最大72時間連続稼働が可能な非常用発電機を設置している[9]

階数表示の変更

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2023年2月13日に、本庁舎の階数表示を43年間使用してきた「G階から4階」から「1階から5階」へと変更した[11][6]。従来は、英国式を採用して地上からG階、1階、2階…としていた。このようになった経緯は、本庁舎が建つ敷地の高低差にあった。標高の低い東側からは1階に思えるが、標高の高い西側から入ると一つ上の階が1階になり、戸惑う市民も多かった[1]。そのため、隣接の第2庁舎の業務開始に合わせて、表示を変更した[1]

施設

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本庁舎[12]
5F 宝塚市議会
  • 議場(傍聴席)
4F
  • 市長室、副市長室、各応接室
  • 企画経営部:秘書課、企画政策課、経営改革推進課、財政課、広報課
  • 総 務 部:総務課、人材育成課、給与労務課、契約課、管財課
  • 健康福祉部:障碍(がい)福祉課基幹相談支援センター
  • 大会議室、特別会議室、会議室3-2、3-3、演習室、学習室、研修室

宝塚市議会

  • 議場、議長・副議長室、各会派議員控室
  • 議会事務局:総務課、議事調査課
  • 議会第1会議室、各委員会室、議会応接室、談話室、議会研修室、議会図書室、第1委員会室、第3委員会室
3F
  • 企画経営部 :施設マネジメント課
  • 健康福祉部 :せいかつ支援課
  • 総 務 部 :人権男女共同参画課
  • 都市安全部 :防犯交通安全課、公園河川課、道路政策課、道路建設課、道路管理課
  • 都市整備部 :都市計画課、開発指導課、開発審査課、建築指導課、市街地整備課、住まい政策課、建築営繕課
  • 子ども未来部:子ども政策課、青少年課
  • 産業文化部 :商工勤労課、文化政策課
  • 選挙管理委員会事務局
  • 監査委員事務局・公平委員会
  • 教育委員会事務局:教育企画課、職員課、施設課、学事課、学校給食課、学校教育課、幼児教育センター、社会教育課、スポーツ振興課
2F
  • 企画経営部:市税収納課、市民税課、資産税課
  • 市民交流部:市民相談課、市民協働推進課、窓口サービス課、国民健康保険課、医療助成課
  • 健康福祉部:高齢福祉課、地域福祉課、介護保険課
  • 環 境 部:地域エネルギー課、環境政策課、生活環境課
  • 産業文化部:農政課、観光企画課
  • 農業委員会事務局、会計課、市指定金融機関窓口、三井住友銀行ATM、池田泉州銀行ATM、会議室1-1、1-2、固定資産評価審査委員会室
1F
  • 健康福祉部 :生活援護課、せいかつ応援センター、障碍(がい)福祉課
  • 子ども未来部:保育事業課、保育企画課、子育て支援課
  • 防災センター、職員食堂
  第2庁舎[12]
2F
  • 企画経営部:情報政策課
  • 都市安全部:総合防災課
上下水道局
1F
  • 子ども未来部:子ども総合相談課、家庭児童相談課

所在地

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本庁舎

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〒665-8665 兵庫県宝塚市東洋町1番1号[3]

アクセス

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  • 阪急逆瀬川駅から徒歩15分
  • 阪急バス「宝塚市役所前」下車すぐ
  • 阪神バス「小浜」下車徒歩8分
駐車場
  • 1時間無料
  • 1時間を超えた場合100円、その後30分毎に100円を加算。

出典:[2]

サービスセンター・ステーション

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現在、市内7か所にサービスセンター・サービスステーションが設置されている[13]

名称 所在地
長尾サービスセンター 宝塚市山本東2丁目2-1(あいあいパーク内)
雲雀丘サービスステーション 宝塚市雲雀丘1丁目1-1
宝塚駅前サービスステーション 宝塚市栄町2丁目1-1 ソリオ1 3階
売布神社駅前サービスステーション 宝塚市売布2丁目5-1 ヒピアめふ1 5階
仁川駅前サービスステーション 宝塚市仁川北2丁目5-1 さらら仁川北館 2階
中山台サービスステーション 宝塚市中山桜台2丁目2-5
西谷サービスセンター 宝塚市大原野字南宮2-7

脚注

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  1. ^ a b c d e 1階から渡り廊下を抜けると、そこは2階だった…「時空のねじれ」生む「G階」廃止へ 宝塚市役所”. 神戸新聞NEXT (2023年2月11日). 2023年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d 市役所への行き方”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月22日閲覧。
  3. ^ a b 宝塚市役所”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月21日閲覧。
  4. ^ a b c d 市役所(しやくしょ)ってどんなとこ?”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月21日閲覧。
  5. ^ 兵庫県武庫郡良元村 (28B0220020)”. 歴史的行政区域データセットβ版. 2023年11月23日閲覧。
  6. ^ a b 首かしげる住民「ここが1階じゃないの?」、市役所からついに消える英国式「G階」表示”. 読売新聞オンライン (2023年1月31日). 2023年11月21日閲覧。
  7. ^ 市庁舎火災事案検証委員会『平成25年(2013年)7月12日発生 市庁舎火災事案検証中間報告書』兵庫県宝塚市(2013-09-02発行)、2–3頁http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/1013056/1011509/1013063/1009186/1001101.html2023年11月22日閲覧 
  8. ^ a b c 宝塚市役所、第2庁舎完成 子育て相談窓口設置 /兵庫”. 毎日新聞. 2023年11月23日閲覧。
  9. ^ a b 宝塚市、第2庁舎が完成 災害への備え強化、非常用発電は最大72時間 子育ての相談窓口も設置” (Japanese). 神戸新聞NEXT (2023年2月10日). 2023年11月23日閲覧。
  10. ^ 上下水道局の移転について”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月23日閲覧。
  11. ^ 市役所本庁舎の階数表示が変わりました(令和5年2月13日月曜日から)”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月21日閲覧。
  12. ^ a b 市庁舎内のご案内”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月22日閲覧。
  13. ^ サービスセンターとサービスステーションの業務”. 宝塚市公式ホームページ. 2023年11月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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市役所への行き方