安養寺 (東京都府中市)
東京都府中市にある天台宗の寺院
安養寺(あんようじ)は、東京都府中市本町一丁目(多摩郡府中宿ノ内本町字矢崎)にある天台宗の寺院。山号は叡光山。
安養寺 | |
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所在地 | 東京都府中市本町1-17-10[1] |
位置 | 北緯35度39分55秒 東経139度28分49秒 / 北緯35.66528度 東経139.48028度座標: 北緯35度39分55秒 東経139度28分49秒 / 北緯35.66528度 東経139.48028度 |
山号 | 叡光山[2][3] |
院号 | 佛乗院[3] |
宗派 | 天台宗[1][3] |
本尊 | 阿弥陀如来像[1][3] |
創建年 | (伝)859年(貞観元年)[1][3] |
開山 | (伝)円仁[1][3] |
中興年 | 永仁4年(1296年)[3] |
中興 | 尊海[2][3] |
正式名 | 叡光山佛乗院安養寺 |
札所等 | 多摩川三十四ヶ所観音霊場第5番札所[3] |
法人番号 | 1012405000283 |
歴史
編集寺の文書類は江戸時代の火災で焼失しているが、寺伝では859年(貞観元年)、円仁(慈覚大師)によって開山されたという[1]。 その後、尊海僧正が勅命により1296年(永仁4年)に再興し、廃仏毀釈(明治維新)前は武蔵総社大國魂神社の別当寺であった[3]。
寺格は江戸時代に徳川家康より15石の朱印境内除地を賜り、1883年(明治16年)には世良田長楽寺の末寺を離れ比叡山延暦寺の直轄寺となる[3]。 本堂は、 幣串の記載から1789年(寛政元年)に再建されたものであるとされ、明治初年頃までは寺子屋としても使用されていた[3]。
本尊は秘仏阿弥陀三尊[3]。 左脇間には良源(元三大師)の御影、不動明王等、 右脇間には毘沙門天、吉祥天、善膩師童子を祀っている[3]。
交通
編集ギャラリー
編集脚注
編集参考文献
編集- “叡光山佛乗院 安養寺”. 天台宗東京教区. 2021年1月17日閲覧。
- “安養寺”. 府中観光協会. 2021年1月17日閲覧。
- 斎藤長秋 編「巻之三 天璣之部 叡光山安養寺」『江戸名所図会』 2巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、361-363頁。NDLJP:1174144/185。
関連文献
編集関連項目
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