安全衛生技術試験協会
公益財団法人安全衛生技術試験協会(あんぜんえいせいぎじゅつしけんきょうかい)は、厚生労働大臣の指定を受け、労働安全衛生法に基づくボイラー技士、クレーン・デリック運転士、衛生管理者、潜水士等の免許試験などを実施している公益法人。1976年(昭和51年)設立。前身は財団法人作業環境測定士試験協会。厚生労働省所管。
概要
編集事業
編集- 労働安全コンサルタント試験委員会:労働安全コンサルタントの試験を行っている。
- 労働衛生コンサルタント試験委員会:労働衛生コンサルタントの試験を行っている。
- 作業環境測定士試験委員会:作業環境測定士の試験を行っている。
- 免許試験委員会:クレーン・デリック運転士、移動式クレーン運転士、揚貨装置運転士、発破技士、ボイラー技士、ボイラー溶接士、ボイラー整備士、潜水士、衛生管理者、高圧室内作業主任者、ガス溶接作業主任者、林業架線作業主任者、エックス線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者の試験を行っている。
安全衛生技術センター
編集前項(事業)に掲げた各免許試験は、安全衛生技術試験協会が、厚生労働省により全国7箇所へ設置されている安全衛生技術センターの運営者となり、定期的に実施している。なお、安全衛生技術センターの無い都道府県での出張試験、学校や矯正施設からの依頼による試験も行われている。