安倍道治
安倍 道治(あべ みちはる)は、日本の厚生官僚、実業家。勲等は瑞宝小綬章。一般社団法人静薬学友会会長(第9代)。
安倍 道治 | |
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国籍 | 日本 |
教育 | 静岡薬科大学薬学部卒業 |
活動期間 | 1971年 - |
医学関連経歴 | |
職業 |
厚生官僚 実業家 |
分野 | 薬学 |
所属 |
厚生省 厚生労働省 日本公定書協会 中外製薬 静薬学友会 |
専門 | 衛生化学 |
厚生省医薬安全局安全対策課課長、厚生労働省医薬局審査管理課課長、財団法人日本公定書協会常務、中外製薬株式会社常務などを歴任した。
概要
編集厚生省では薬務局で経済課や企画課の課長補佐を歴任したのち、医薬安全局安全対策課の課長に就任した。厚生労働省でも医薬局審査管理課の課長を務めた。退官後は日本公定書協会の理事などを経て、中外製薬の執行役員などを務めた。
来歴
編集生い立ち
編集静岡県により設置・運営される静岡薬科大学に進学し[1][† 1]、薬学部にて学んだ。同期には、のちに実業家となる近藤隆らがいた[1]。在学中は衛生化学教室に在籍した[1]。1971年(昭和46年)、静岡薬科大学を卒業した[1]。
厚生官僚として
編集1973年(昭和48年)、厚生省に入省した。厚生省では薬務局にて経済課や企画課の課長補佐を務め、医薬安全局では安全対策課の課長を務めた。厚生省と労働省とが統合され、2001年(平成13年)1月に厚生労働省が発足したのちも、医薬局にて審査管理課の課長を務めた。2003年(平成15年)に厚生労働省を退官した。
実業家として
編集厚生労働省退官後は、財団法人である日本公定書協会にて理事となり[† 2]、同協会の常務を務めた。その後、執行役員として中外製薬に移り、同社の常務と信頼性保証本部の統轄、および、本部長を兼務した。信頼性保証本部の組織変更後は、執行役員として常務と同本部の本部長を兼務している。その後、横倉輝男の後任として、2020年(令和2年)に一般社団法人である静薬学友会の会長に就任した[1]。任意団体時代も含めて通算すると、9人目の会長となる[2]。また、県と同名の公立大学法人により設置・運営される静岡県立大学においては、薬学部の客員教授を兼任している[1]。2021年(令和3年)11月3日、これまでの功績により瑞宝小綬章が授与された[3]。
人物
編集2007年(平成19年)、参議院厚生労働委員会での審議において、小池晃と柳澤伯夫との質疑応答の際に、安倍の経歴が話題に上ったことがある。
略歴
編集栄典
編集脚注
編集註釈
編集出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 役員一覧|中外製薬について|会社情報|中外製薬株式会社 - 中外製薬の公式ウェブサイト
非営利団体 | ||
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先代 横倉輝男 |
静薬学友会会長 第9代:2020年 - |
次代 (現職) |