安倍 枚麻呂(あべ の ひらまろ)は、奈良時代後期から平安時代初期にかけての貴族。氏は阿倍とも記される。官位は従四位下・民部大輔。
桓武朝前期の延暦4年(785年)従五位下に叙爵し、翌延暦5年(786年)に大監物に任ぜられる。延暦8年(789年)に兵部少輔に遷る。
後に、平城朝で民部大輔を経て、大同3年(808年)正月に従四位下に進むが、同年5月に致仕する。
嵯峨朝の弘仁3年(812年)8月30日卒去[1]。
『六国史』による。