安倍 利行(あべ の としゆき、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族。官位は従五位下・備中権介。
従五位下に叙爵後、陽成朝の元慶2年(878年)侍従に任ぜられる。その後備中権介として地方官に転じ、元慶8年(884年)光孝天皇の践祚に際して左右兵庫を守護した[1]。
『日本三代実録』による。