守屋陽一
守屋 陽一(もりや よういち、1930年 - 1999年)は、日本の翻訳家、英米文学者、株式評論家。
東京生まれ。慶應義塾大学英文科卒業。 オスカー・ワイルド、ロバート・ルイス・スティーヴンソン、サマセット・モーム、F・スコット・フィッツジェラルドなどを翻訳していたが、50歳を過ぎてから株式投資の入門書を多く書き、一方ライマン・フランク・ボームの「オズの魔法使い」シリーズを訳した。
翻訳
編集- 『幸福な王子』(オスカー・ワイルド、角川文庫) 1950
- 『柘榴の家』(ワイルド、角川文庫) 1951
- 『水車小屋のウイル』(スティーヴンソン、角川文庫) 1958
- 『伝記物語』(ホーソン、角川文庫) 1959
- 『緑の館 熱帯林のロマンス』(W・H・ハドスン、角川文庫) 1959
- 『サマセット・モーム あるがままの肖像』(カール・G・プフアィファー、紀伊国屋書店) 1959
- 『毒殺魔』(ディクスン・カー、創元推理文庫) 1960
- 『人間の絆』第1 - 第4(サマセット・モーム、角川文庫) 1961 - 1966
- 『幽霊の2/3』(ヘレン・マクロイ、創元推理文庫) 1962
- 『皇帝のかぎ煙草入れ』(ディクスン・カー、角川文庫) 1963
- 『矢の家』(A・E・W・メイスン、角川文庫) 1965
- 『若い人々のために 恋愛と結婚について』(スティーヴンソン、旺文社文庫) 1966
- 『林檎の木 / 小春日和』(ゴールズワージー、旺文社文庫) 1968、のち集英社文庫
- 『華麗なるギャツビー』(フィッツジェラルド、旺文社文庫) 1978
- 『雨の朝パリに死す』(フィッツジェラルド、旺文社文庫) 1979
「オズの魔法使い」シリーズ
編集著書
編集- 『株は投機しかない 波乱相場を勝ち抜く法』(徳間書店) 1980
- 『株式相場の極意 投機時代の株の兵法』(東洋経済新報社) 1981
- 『愛ほど危険なものはない 知的女性のための新恋愛論』(主婦と生活社) 1981
- 『株ほど儲かるものはない 新時代の実戦株式戦略』(東洋経済新報社) 1982
- 『「入門」株の基本と儲け方』(ダイヤモンド社) 1983
- 『「極意」儲かる株の見つけ方』(講談社、オレンジバックス) 1983
- 『先端技術時代にどの株をねらうか 今、株で儲ける10のポイント』(日本工業新聞社) 1983
- 『初心者のための株式投資入門』(ダイヤモンド社) 1984
- 『定年に備える株式運用学 株と金融商品で豊かな老後を』(時事通信社) 1985
- 『入門・女性のための株式教室』(毎日新聞社) 1985
- 『大儲け株式名言格言集 株売り、買い、休め! これぞ実戦・投機の秘訣です!』(自由国民社) 1985
- 『初心者のための株式記事の読み方』(ダイヤモンド社) 1993