守口町

日本の大阪府北河内郡にあった町

守口町(もりぐちちょう)は、大阪府北河内郡にあった。現在の守口市西部にあたる。

もりぐちちょう
守口町
廃止日 1946年11月1日
廃止理由 新設合併
守口町三郷町守口市
現在の自治体 守口市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
北河内郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 25,482
国勢調査1940年
守口町役場
所在地 大阪府北河内郡守口町大字守口
座標 北緯34度44分16秒 東経135度33分50秒 / 北緯34.73769度 東経135.56397度 / 34.73769; 135.56397座標: 北緯34度44分16秒 東経135度33分50秒 / 北緯34.73769度 東経135.56397度 / 34.73769; 135.56397
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歴史

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、茨田郡守口町・土居村の区域をもって発足。大字守口に町役場を設置。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が北河内郡に変更。
  • 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風の暴風雨で守口小学校の木造校舎が倒壊。児童11人と職員1人が校舎の下敷きになって死亡。15人以上が負傷[1]
  • 1939年(昭和14年) - 松町・竹町・梅町・桃町・西出町・北斗町・日光町・京阪北本通・浜町・暁町・日向町・神木町・竜田通・松月町・河原町・桜町・本町・京阪本通1 - 2丁目・豊秀町1 - 2丁目・日吉町1 - 2丁目・金下町1 - 2丁目・祝町・早苗町・寺内町・春日町・小春町・梅園町・文園町・平代町・寿町・紅屋町・長池町・大門町を起立し、37町2大字となる。
  • 1942年(昭和17年)2月1日 - 味噌醤油配給制度が始まる。当初、制度の対象は大阪市など大都市に限定されたが、府内では「町」として唯一、守口町も選ばれた[2]
  • 1946年昭和21年)11月1日 - 北河内郡三郷町と合併して守口市が発足。同日守口町廃止。

交通

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鉄道路線

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現在は上記の他にOsaka Metro谷町線今里筋線太子橋今市駅・谷町線の守口駅が所在するが、当時は未開業。なお、大阪市電都島守口線は廃止され、大阪市交通局も民営化されている。

道路

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現在は旧町域を阪神高速12号守口線が通過するが、当時は未開通。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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脚注

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  1. ^ 高潮の阪神沿道で三百人行方不明『大阪毎日新聞』昭和9年9月22日号外(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p330 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  2. ^ 六大府県で味噌、醤油の割当配当『朝日新聞』昭和17年1月8日夕刊(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p124)

参考文献

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関連項目

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