宇野 茂兵衛(うの もへえ、1887年明治20年)1月22日[1] - 没年不明)は、日本実業家。宇野製粉所代表社員[1]。関西製鋼監査役[1][2]。族籍は大阪府平民[1]

人物

編集

大阪府平民・宇野庄壽計の長男[1]1900年3月、家督を相続する[1]。会社の重役である[1]。住所は大阪府泉南郡貝塚町[1](現・貝塚市)。

家族・親族

編集
宇野家

貝塚市北町の宇野家はもと貝塚鋳物師(いもじ)である金屋長右衛門(かなやちょうえもん)家の分家で、代々「茂兵衛」を名乗り、製粉業を営んでいた[3]。1887年ごろに長右衛門家の鋳物業を引き継いだ[3]。宇野家住宅は登録有形文化財である[3]

  • 父・庄壽計[1]
  • 妻・ミツ1892年 - ?、大阪、鳥居伊平の長女)[1]
  • 男・貞之助1914年 - ?)[1]
  • 長女[1]
親戚

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『人事興信録 第5版』う6 - 7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月28日閲覧。
  2. ^ 『日本全国諸会社役員録 第24回』大阪府 上編468頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月28日閲覧。
  3. ^ a b c 貝塚の文化財 宇野家住宅”. 貝塚市役所 教育部 社会教育課 (2020年4月14日). 2022年11月28日閲覧。
  4. ^ 『人事興信録 第4版』う4頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月28日閲覧。

参考文献

編集
  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第24回』商業興信所、1916年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。