宇宙からの病原体」(うちゅうからのびょうげんたい、原題 : "Praxeus")は、イギリスSFドラマドクター・フー』の第12シリーズ第6話。脚本はピート・マッティグ英語版クリス・チブナル、監督はジェイミー・マグナス・ストーン英語版が担当し、2020年2月2日に BBC One で初放送された。視聴者数は522万人で、批評家のレビューは賛否が割れた。

宇宙からの病原体
Praxeus
ドクター・フー』のエピソード
話数シーズン12
第7話
監督ジェイミー・マグナス・ストーン英語版
脚本ピート・マッティグ英語版
クリス・チブナル
制作ニッキー・ウィルソン英語版
音楽セーガン・アキノラ英語版
初放送日イギリスの旗 イギリス 2020年2月2日
エピソード前次回
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悪魔の呼び声
ドクター・フーのエピソード一覧

あらすじ

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2030年代の地球マダガスカルでは人間の体が突如変質して破裂する現象が起き、ペルーでは鳥の異常行動が見られ、香港にはインド洋に墜落した帰還モジュールに乗っていた宇宙飛行士アダム・ラング(演:マシュー・マッナルティ英語版)が姿を現わしていた。13代目ドクター(演:ジョディ・ウィテカー)らは三地点で発生した異常現象を調査するうち、海洋や人体に蓄積したマイクロプラスチックを媒介して地球外由来の病原体プラキシアスが増殖していること、そして女性研究者スキ・チェン(演:モリー・ハリス)がプラキシアスの勢力を広げている異星人であることを付きとめる。

製作

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脚本

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「宇宙からの病原体」はピート・マッティグ英語版クリス・チブナルが脚本を執筆した。マッティグは第11シリーズで「謎の差出人」の脚本を担当していた[1][2]

配役

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スキ・チェンはモリー・ハリス[2][3]、ジェイク・ウィリスはウォレン・ブラウン英語版が演じた [4]。他のゲスト出演者は2020年1月上旬に Doctor Who Magazine 第547号で報じられた[2]

撮影

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ジェイミー・マグナス・ストーン英語版は「スパイフォール」パート1と本作からなる第3製作ブロックを監督した[2][3][5]。本作の撮影は「スパイフォール」パート1と共にケープタウンを含む南アフリカ共和国で行われた[4][6]

放送と反応

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
The A.V. ClubB+[7]
エンターテインメント・ウィークリーB[8]
メトロ英語版     [9]
ラジオ・タイムズ     [10]
インデペンデント     [11]
デイリー・テレグラフ     [12]

「宇宙からの病原体」はイギリスでは2020年2月2日に放送され[4]日本では2020年7月29日にHuluにて字幕版・吹替版共に配信が開始された[13]

イギリスでのその晩の視聴者数は397万人で、その日のイギリスでは4番目に多く視聴された番組となった[14]。Audience Appreciation Index は78であった[15]。合計視聴者数は522万人であった[15]

出典

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  1. ^ Doctor Who Series 12: writers announced”. CultBox (13 November 2019). 13 November 2019閲覧。
  2. ^ a b c d Laford, Andrea (9 January 2020). “Doctor Who Series 12: new episode titles, writers and descriptions”. Cult Box. 9 January 2020閲覧。
  3. ^ a b Laford, Andrea (20 March 2019). “Doctor Who Series 12: Block 1 actress discovered”. Cultbox. 22 March 2019閲覧。
  4. ^ a b c Laford, Andrea (10 January 2020). “Warren Brown and Matthew McNulty to guest star in Doctor Who, Praxeus”. CultBox. 10 January 2020閲覧。
  5. ^ CV” (英語). Darryl Hammer (2017年8月9日). 2019年2月14日閲覧。
  6. ^ Martin, Dan (2 February 2020). “Doctor Who recap: series 38, episode six – Praxeus”. ガーディアン. 3 February 2020閲覧。
  7. ^ Siede, Caroline (3 February 2020). “Doctor Who serves up ecological horror with a side of romance”. The A.V. Club. 3 February 2020閲覧。
  8. ^ Coggan, Devan (3 February 2020). “Doctor Who recap: Life in plastic”. エンターテインメント・ウィークリー. 3 February 2020閲覧。
  9. ^ George Griffiths (February 2, 2020). “Doctor Who review: Show unwittingly references Coronavirus but can't cure plot”. メトロ. 2021年1月11日閲覧。
  10. ^ Mulkern, Patrick (2 February 2020). “Doctor Who series 12 episode 6 Praxeus review”. ラジオ・タイムズ. 4 February 2020閲覧。
  11. ^ “Doctor Who review, Praxeus: Timely instalment ranks as one of this series' finest”. (3 February 2020). https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/reviews/doctor-who-episode-6-review-praxeus-jodie-whittaker-bbc-a9312706.html 2021年1月11日閲覧。 
  12. ^ Singh, Anita (February 2, 2020). “Doctor Who: Praxeus, review: the science-fiction has taken a back seat to preaching”. The Telegraph. 2021年1月11日閲覧。
  13. ^ Huluプレミア『ドクター・フー シーズン12』6・24から独占配信”. TV LIFE web (2020年6月2日). 2020年1月9日閲覧。
  14. ^ Marcus (3 February 2020). “Praxeus - Overnight Viewing Figures”. Doctor Who News. 3 February 2020閲覧。
  15. ^ a b Marcus (10 February 2020). “Praxeus - Official Ratings”. Doctor Who News. 10 February 2020閲覧。

外部リンク

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