学生街の殺人』(がくせいがいのさつじん)は、1987年6月24日に講談社から発行された、東野圭吾本格推理小説。1990年7月15日に講談社文庫版が刊行された。文庫版の解説は新保博久

学生街の殺人
著者 東野圭吾
装幀 辰巳四郎
発行日 1987年6月24日
発行元 講談社
ジャンル ミステリ推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 414
公式サイト bookclub.kodansha.co.jp
コード ISBN 978-4-06-203372-5
ISBN 978-4-06-184721-7A6判
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この作品は、吉川英治文学新人賞日本推理作家協会賞の受賞候補になった[1]

あらすじ

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とある大学から駅までの道。しかし、新しい駅ができてしまい、すっかりさびれてしまった学生街。その学生街のビリヤード場で働く、津村光平の知人、脱サラしてしまった松木が、何者かによって殺された。「俺はこの街が嫌いなんだ」と不思議なメッセージを光平に残して……。

その後、第2の殺人が起きた。密室で起きた第2の事件は、恐るべき展開を引き起こしていく。

登場人物

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津村光平
ビリヤード場「青木」のホールスタッフ。松本の知人。23歳。
有村広美
光平の恋人。カフェ・バー「モルグ」の共同経営者。
松木元晴
「青木」のフロア責任者。自宅で何者かに殺害される。本名は杉本潤也。
佐緒里
「青木」の従業員。
マスター
「青木」のマスター(経営者)。
日野純子
カフェ・バー「モルグ」の共同経営者。有村広美の親友でもある。

キャッチコピー

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その町には学生がいて、時がくると彼らは去っていく。

エピソード

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  • 東野は、大作だから話題になって売れるかもと期待したが、ちっとも売れず、少しでも売れているように見せかけようと、東京中の主立った書店を巡り、2冊ずつ買った。と語っている。だが、出した当時は売れ行きが悪かったらしい。

書籍情報

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出典

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  1. ^ 1988年 第41回 日本推理作家協会賞”. 日本推理作家協会. 2025年2月14日閲覧。
  2. ^ 『学生街の殺人』(東野 圭吾、辰巳 四郎)”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年2月15日閲覧。
  3. ^ 『学生街の殺人』(東野 圭吾):講談社文庫”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年2月15日閲覧。