孝昌駅
韓国の鉄道駅
孝昌駅(ヒョチャンえき)は大韓民国ソウル特別市龍山区龍門洞にある、韓国鉄道公社(KORAIL)龍山線の駅である。2009年までは旅客扱いの無い貨物駅であった。2016年に首都圏電鉄京義・中央線の旅客駅である孝昌公園前駅が開業し移転した。
孝昌駅 | |
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貨物駅時代の駅舎(2006年7月撮影) | |
효창 ヒョチャン Hyochang | |
◄龍山 (1.8 km) (2.6 km) 西江► | |
所在地 | ソウル特別市龍山区龍門洞5-133番地 |
所属事業者 | 韓国鉄道公社(KORAIL) |
駅種別 | 廃駅 |
所属路線 | 龍山線 |
キロ程 | 1.8 km(龍山起点) |
駅構造 | 線路撤去前は本線1本+待避線1本 |
ホーム | 線路撤去前は地上駅 |
開業年月日 |
1946年(初代・旅客駅) 1978年7月15日(2代・貨物駅) |
廃止年月日 |
1974年8月15日廃止(初代) 2009年7月31日休止(2代) |
備考 | 2009年からは営業休止の扱いとなっている。 |
孝昌駅 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 효창역 |
漢字: | 孝昌驛 |
発音: | ヒョチャンヨク |
英語表記: | Hyochang Station |
駅構造
編集1984年 - 2009年の間は本線1本と待避線1本を有する地上駅で、貨物を積み降ろしする設備は無かったが形式上は貨物駅だった。この間、実際の孝昌駅は列車の行違い(交換)を行なう信号場として(2004年まで)、あるいは龍山駅から出る回送列車の待避線として(2009年まで)機能していた。
旅客化にあたり、近隣住民の駅施設全地下化の要求があり、地下駅を建設することに決定したが、地形の特性上の問題により設計が変更された[1]。
駅周辺
編集歴史
編集- 1929年9月20日 - 龍山線開通時に、現在の孝昌駅付近に弥生町駅(やよいちょうえき、旅客駅)が設置される。
- 1944年3月31日 - 弥生町駅が廃駅となる。
- 1946年 - 駅員配置簡易駅として開業。
- 1969年4月10日 - 駅員無配置簡易駅に降格。
- 1974年8月15日 - 孝昌駅営業廃止。[2]
- 1978年
- 1984年3月1日 - 配置簡易駅に昇格。[4]
- 2004年7月1日 - 西江駅-孝昌駅間の線路が撤去され、加佐駅方面への路線が断絶される。
- 2009年7月31日 - 孝昌駅営業休止。翌8月1日から龍山駅 - 孝昌駅間の線路が撤去される。
- 2012年8月1日 - 首都圏電鉄用の旅客用駅施設の建設開始。
- 2014年12月27日 - 当駅施設完工に先立ち、京義・中央線 龍山 - 孔徳間が開通。
- 2016年4月30日 - 京義・中央線孝昌公園前駅(地下駅)として新設開業。
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2008年12月時点の孝昌駅構内(龍山駅方面を見る)
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駅構内にあった西江駅方面の線路断絶地点(2008年12月)
隣の駅
編集脚注
編集- ^ http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=022&aid=0002201366
- ^ 鉄道庁告示第37号(1974年8月15日)
- ^ ソウル地方鉄道庁公告第2号(1978年8月8日)
- ^ 大韓民国官報鉄道庁告示第1号(1984年1月13日)